阪神の育成ドラフト1位・片山雄哉捕手(24)=BCL福井=が8日、鳴尾浜の室内練習場で休日返上で汗を流した。今や2軍で4番を任され、ウエスタンで打率・429(28打数12安打)、3本塁打、5打点。育成枠からはい上がった原口文仁捕手(27)のロードを歩み、支配下への昇格を目指す。
春らしい陽気に包まれた鳴尾浜の室内練習場で、努力の虫を体内で飼う男の快音が響いていた。キャッチャーミットとバットを手にした片山が、“原口先生”への熱き思いを口にした。
「一方的な印象ですが、原口さんは強い気持ちを持っていますし、(プロ入り後に)あいさつしたときに人柄や心の強さを感じました。この人を超えていかないといけない、この人以上の精神力を持たないとこの世界ではやっていけないなと思いました。目標にしている偉大な先輩です」
キャッチング練習やティー打撃などで汗を流したという。今季ウエスタンで打率・429(28打数12安打)、チームトップタイの3本塁打、5打点。2位・広島を4ゲームも突き放し、早くも首位を快走している中、平田2軍監督も「実力での4番だ」とうなずく。BCL・福井時代は藤井現1軍バッテリーコーチのまな弟子でもあった。
前日7日の広島戦(マツダ)は9得点で広島にカード勝ち越しを決めたが、梅野が左足薬指を骨折しながら強行出場を続けるなど、捕手事情は決して安泰とはいえない。
球団幹部は片山の支配下昇格について「今のところ、まだ動いてはいません。片山君もまずは結果を残すことと思っているようですね」と語るにとどめるが、捕手としても左の代打の切り札としても、矢野監督が片山を欲した瞬間、2桁の背番号に変わることになる。
「チャンスに強く、ピンチに強くやっていかないと評価は上がらない。1番は信頼される選手になりたい。普段の野球への姿勢から信頼を失わないようにしています」
昨季、代打として球団タイ記録となる23安打をマークした原口も腰痛を克服して、スターダムにのし上がった。ひたむきに、結果を求め、矢野虎を救える男に成長する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00000022-sanspo-base
春らしい陽気に包まれた鳴尾浜の室内練習場で、努力の虫を体内で飼う男の快音が響いていた。キャッチャーミットとバットを手にした片山が、“原口先生”への熱き思いを口にした。
「一方的な印象ですが、原口さんは強い気持ちを持っていますし、(プロ入り後に)あいさつしたときに人柄や心の強さを感じました。この人を超えていかないといけない、この人以上の精神力を持たないとこの世界ではやっていけないなと思いました。目標にしている偉大な先輩です」
キャッチング練習やティー打撃などで汗を流したという。今季ウエスタンで打率・429(28打数12安打)、チームトップタイの3本塁打、5打点。2位・広島を4ゲームも突き放し、早くも首位を快走している中、平田2軍監督も「実力での4番だ」とうなずく。BCL・福井時代は藤井現1軍バッテリーコーチのまな弟子でもあった。
前日7日の広島戦(マツダ)は9得点で広島にカード勝ち越しを決めたが、梅野が左足薬指を骨折しながら強行出場を続けるなど、捕手事情は決して安泰とはいえない。
球団幹部は片山の支配下昇格について「今のところ、まだ動いてはいません。片山君もまずは結果を残すことと思っているようですね」と語るにとどめるが、捕手としても左の代打の切り札としても、矢野監督が片山を欲した瞬間、2桁の背番号に変わることになる。
「チャンスに強く、ピンチに強くやっていかないと評価は上がらない。1番は信頼される選手になりたい。普段の野球への姿勢から信頼を失わないようにしています」
昨季、代打として球団タイ記録となる23安打をマークした原口も腰痛を克服して、スターダムにのし上がった。ひたむきに、結果を求め、矢野虎を救える男に成長する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00000022-sanspo-base