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◇20日 阪神1―2巨人(甲子園)

 阪神の佐藤輝明外野手(22)が母校・近大の先輩を打ち、母校の先輩に並んだ。2点を先取された直後の6回裏。2死走者なしの場面で巨人5年目の右腕、畠世周投手(27)から左翼ポール際に18号ソロを放り込んだ。

 「ちょっと打球が途中で失速していたので(スタンドに入るか)どうかと思ったけど、追いかける場面でしたし、ホームランになってよかった。いい投手なので、1本出せてよかった」

 今季ここまで近大の先輩・畠には8打数2安打の打率2割5分、2三振で本塁打はなかった。9打席目の対戦で外角寄り152キロの直球を捉えて初の一発を放ってみせた。

 阪神の新人では岡田彰布(元監督)に並ぶ18本塁打。近大の先輩・二岡智宏(巨人)にも並んだ。関西学生リーグでは昨年、その二岡の13本塁打を抜き、14本塁打のリーグ新記録を樹立している。

 「(岡田さんは)僕の中では監督をされていたときしか見たことがないけど、バッターとしてもすごい方だと思うので、そういった方に並ぶことができたことは非常にうれしいこと」

 20日は「父の日」。先の交流戦では、楽天戦(楽天生命パーク宮城)で父方の祖父母を前にして本塁打を放った。祖父母孝行に続いて、この日は父の日仕様で「水色」のテーピングで試合に臨んでいた。

 「一番応援してくれていて、一番身近で支えてくれているのが父だと思う。勝ちたかったですけど、個人的に1本打つことができてよかった。喜んでくれていると思う」

 今季4度目の2戦連発は、関西学院大人間福祉学部准教授の博信さんへの親孝行アーチにもなった。

 新人本塁打の球団記録は田淵幸一(1969年)の22本。佐藤輝はあと4本と迫る。22日からはバンテリンドームナゴヤで中日3連戦。4月27日の対戦で左腕・大野雄から一発を放っている球場で初の3戦連発を狙う。




30本は行ってほしいし行けそう😊 阪神・佐藤輝 岡田彰布氏の新人18本塁打に並び「非常にうれしい」 田淵氏の球団記録まで、あと4本(スポニチアネックス) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/159af91ae3ba3825d6205bb4f5421a7b401e154c 


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