そんなんオマエ、手応え十分のナイスゲームやんか――。阪神・岡田彰布監督(65)は2―2のドローで終わった2日の巨人戦(東京ドーム)を「ええ試合やわ。こんなゲームはなかなか見れへんと思うで」と振り返り、延長12回、3時間45分の熱戦を戦い抜いたナインたちをたたえた。両軍ともに5安打2得点の内容で終わったタイトな投手戦。5回2失点の内容で降板した先発・才木の後を受けた6人の救援投手が計7イニングを1安打無失点の内容でシャットアウトすると、中野、ノイジー、近本、大山らバックも好守を連発。岡田阪神の神髄である「守りの野球」を存分に披露し、伝統の一戦の名に恥じぬ好ゲームを4万1084人の大観衆に届けた。湯浅、浜地が成績不振で戦線を離脱し慢性的な〝右腕不足〟に悩んでいた虎ブルペンは、加治屋がここまでチームトップの30試合登板。石井も1か月以上の負傷離脱期間がありながら19試合登板と、2人の右投手ばかりに負担が集中しており、蓄積疲労が心配されていた。だがこの日はカイル・ケラー(30)と馬場皐輔(28)が10、11回のタイトな場面をそれぞれ三者凡退に抑える好リリーフで、状態の良さをアピールすることに成功した。岡田監督も「これからは(K・ケラーと馬場を)どんどん使っていかなアカンと思うよ」とこれまで出番の少なかった両右腕を高く評価。ブルペンを預かる久保田投手コーチも「K・ケラーと馬場がいい投球内容を見せてくれたことは大きな収穫だった」と手応えをにじませる。長丁場のシーズンの戦いを知り尽くす岡田監督は、今月中に戦力を再整備し、勝負の8、9月に臨む考えを周囲に再三明かしている。開幕投手を任されながら2勝3敗、防御率5・63と不本意な投球が続き、5月20日に登録を抹消されていたエース・青柳も9日のヤクルト戦(甲子園)で一軍復帰を予定。2位・DeNAとのゲーム差は1・5にまで縮まったが、今は何もあせる必要はない。本格的な真夏の戦いへ、虎は着々と牙を研いでいる。東スポWEB
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中継ぎ陣が分厚くなれば、試合展開も変わってきます。
【阪神】岡田監督〝右腕不足〟解消にメド K・ケラー&馬場皐輔を評価「どんどん使っていかなアカン」|東スポWEB https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/268378 …