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<広島3-3阪神>◇23日◇マツダスタジアム

 阪神は9回2死二塁から試合を振り出しに戻し、開幕からの広島戦10連敗をなんとか阻止した。最後は12回裏2死満塁で守護神岩崎が耐え、引き分けに持ち込んだ。ただ、チームは5位に転落。首位ヤクルトとのゲーム差は15に開き、プロ野球の最大差逆転Vとなる14・5ゲーム差を超えた。

 試合後の矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

 -9回は近本が同点打。土壇場でよく粘った

 矢野監督 「うん。追いついてね。2アウトまでいったけど、追いついたというのは、相手の栗林もいいクローザーなので、そういうところでは良かった部分かな。でも、その前に点が取れていない。(先発)アンダーソンのところで点が取れていないというのが、どうしても響いてしまうので。もちろんみんな取りにいこうと思っているし、気持ちはあると思うんだけど、ああいうところでしっかり取っていきたい」

 -岩崎が12回に久々の登板

 矢野監督 「まあ、いきなり難しいポジションだけど、0に抑えたところに意味があるんじゃないかなと思っています」

 -前日サヨナラ被弾のアルカンタラは10回タイトな場面で抑えた

 矢野監督 「まあ、それはね。ホームでアウトの場面(2死一塁から二塁打で一塁走者が本塁タッチアウト)だし、抑えたという形というのはどうかと思うけど」

 -また明日から甲子園

 矢野監督 「負けて帰るのと引き分けでは全然違う。そういうところでは引き分けがあって良かったなと思えるような、明日からの試合にしていかないとダメだと思う。試合自体は悪い試合をやってるわけじゃないと思う。そういうところでは自分たちの野球をまた明日からやれるような引き分けにしていきたいなと思います」




@hanshintigersjp 引き分けやのに、笑顔で矢野ガッツ。 いまだ広島戦0勝9敗2引き分けやで。 勝てそうな試合やのに引き分けて監督が喜んでたら今年の阪神やっぱダメやわ。 pic.twitter.com/rDgifljQTU


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