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 慌てない、慌てない、一休み、一休み。阪神の近本光司外野手(27)が13日、1年の疲れを取ることを優先し、体が万全になってから来季へ向けて始動する方針を明かした。

 「例年だったらやりたい時にやろうと思っていたんですけど、体のこともあるし。少しでも不安があったら、それが次のシーズンにつながる可能性があるんで。(疲労を)しっかり取ってから」

 プロ3年目の今季は140試合に出場。打率・313、10本塁打、50打点と主要3部門で自己最高を更新し、178安打で自身初の打撃タイトルとなる最多安打を獲得した。ただ、シーズン終盤に右太もも裏の張りを訴えてラスト3試合を欠場。CSファーストSには間に合ったものの、万全ではなかった。

 秋季練習期間は自主練メンバーとなっている。「しっかり治療したい」。リーグ優勝を逃し、雪辱を誓う来シーズンのチームをけん引するためにも、とにかく体を休める。



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