◇練習試合(2022年2月24日 沖縄・宜野座)
阪神・遠藤が待望の実戦初安打を放った。3回の第1打席。村上が投じた初球142キロを、右翼席へ放り込んだ。
「感触は良かったです。打ったのはカットボールか真っすぐの速い系ですね」
高卒3年目。初めて参加した1軍キャンプでは、これまでの実戦10打席で9打数無安打7三振と苦しんできた。焦りを抑えるように「やることは変わらず、打席の前の準備を大切に」と平常心を強調。“1軍初アーチ”につなげた。
一定のアピールに成功したが、課題も残した。続く第2打席は岩貞の前に3球三振。矢野監督からは「せっかくホームランを打っているのに、次の打席に3球で終わっちゃうという。結局1打席目のホームランももったいないってことになってしまう」と同様の指摘を受けた。
キャンプも最終クールを迎え、高寺や小幡らと競争し生き残りをかける。「もちろん意識はしますけど、自分ができるプレーをしっかりやる」。足もとを見つめ、さらなる上昇を誓った。
アピールは必須。爪痕を残して行け。大きなものを掴んでくれ。
阪神・遠藤、紅白戦で先制アーチ 崖っぷちの若虎がようやくアピール(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/3bcf41adaf127def43496ec1d07f033f25febf77 …