阪神は14日の広島戦(京セラ)を9―3で快勝。“ニューカマー”二保旭投手(31)が移籍3試合目で、うれしい初勝利を挙げた。
7月上旬にソフトバンクから移籍してきた右腕は、6回途中まで6安打3失点と粘りの投球。「大量得点だけは与えないようにと思ってました。立ち上がりから調子は良くなく、慎重に入り過ぎたんですが、粘れてよかった」と、チームの後半戦初勝利に貢献した投球を振り返った。
試合後は、打の殊勲者・サンズ、大山の2人とともにヒーローインタビューのお立ち台に上がり「初めまして。二保旭です」とプロ13年目、31歳らしからぬ初々しい自己紹介。熱烈な虎党の拍手に応えていた。