阪神・嶌村聡球団本部長(55)が24日、FA権を行使した上での残留を決めた岩崎優投手(31)について「(残留は)大きいね。左で後ろの方で投げてくれるピッチャーは、なかなか出てくるものじゃないんで」と安ど感をにじませた。
新たにチームとは4年契約を結ぶ。球団側からも残留へ、何度も話し合いがもたれた。「やっぱり優勝するためには、“アレ”するためにはあんたが必要やっちゅうところやわ」と熱意を伝え、岩崎も阪神のために尽くす決意を固めた。
来季は32歳を迎えるが「まだまだ老け込む年齢ちゃうからね」と来年以降の“奮投”にも期待。他にも岩貞や西勇とFA権を保有する選手との交渉が続くが「それは個人個人ですので。ただ、こちらとしては全力でいきたい。やはり、残ってもらいたいというところですね」と阪神残留を願っている。