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【赤坂英一 赤ペン!!】連日、阪神・岡田監督の発言がマスコミをにぎわせている。おなじみの「アレ」や「お~ん」に加えて、18日の12球団監督会議では座長として独特の持論を披露した。

 現在の延長12回引き分け制から完全決着制に改正する意見に対して、「勝率勝負から引き分けも戦術のうち」と反対。延長でのタイブレーク制も「何もアマにならう必要はないやろ」と一蹴だ。

 注目されたのは、巨人・原監督の持論でもあるセ・リーグDH制導入案への異議。「俺はずっと反対や。醍醐味(だいごみ)がない。監督が楽過ぎるやろ。俺はつまらんと感じた」と“論ずるに値しない”と言わんばかりだった。

 そういえば、岡田監督は昔から、予告先発制にも猛反対している。阪神監督復帰前、私がインタビューしたときも「はっきり言うて予告先発なんか全然、面白くないよ。やってても醍醐味がないわ」とバッサリ。「野球は先発隠しをやっていた時代のほうがよっぽど面白かった」というのだ。

 岡田監督が戦った相手の中で、最も先発投手が読みにくかったのが落合監督時代の中日(2004~11年)。例えば甲子園での中日戦では、中日投手陣の調整を阪神スコアラーが球団ブースから双眼鏡でのぞいて最初から最後まで観察。30メートル、50メートルダッシュの本数を逐一数えていたが、そこまでしても翌日、翌々日の先発がわからなかった。

「同じような調整をした右投手と左投手が、同じ時間に甲子園のレフト側の出入り口から出て行くんやからな。ただ、こっちも同じことをやって先発を隠してたんやけどね」

 もちろん、新聞の先発投手予想は必ずチェックしていたが、“身内”の中日新聞や中日スポーツですら、「しょっちゅう外しとったよ」。ただ、「そういうだまし合いをやってたからこそ、当時の中日戦はすごい面白かったんや」と、岡田監督は強調していたものだ。

 ちなみに02、03、05年と阪神に在籍していた島野コーチは、どうしても先発が読めないとき、左右二通りのメンバー表を用意していた、という“伝説”がある。尻ポケットの右に右投手用、左に左投手用のメンバー表を入れておき、メンバー表交換の際に相手のメンバー表を先に見てから、左右どちらかのメンバー表を出していたとか。

 事実かどうかは置くとして、そうした「だまし合い」が昔の野球の「醍醐味」だったのは確かだ。そろそろ、期間限定でもいいから、「先発隠し」ゲームを復活させてみてはどうだろうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9cb262afbf48e6d74c5a82a6d9f83fe1d4c7f64e


阪神・岡田監督 アレ復活希望?〝先発隠しやっていた時代のほうが面白かった〟 #SmartNews それオモロいな  https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/251893 



これは、完全同意 オレも予告先発嫌いだわ レギュラーシーズンなら仕方ないかもだけど、ポストシーズン入ったら廃止してほしいわ 阪神・岡田監督 アレ復活希望?〝先発隠しやっていた時代のほうが面白かった〟(東スポWEB) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/9cb262afbf48e6d74c5a82a6d9f83fe1d4c7f64e 


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