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◆オープン戦 オリックス4―6阪神(15日・京セラドーム大阪)

 地をはうような鋭いゴロが、あっという間に三遊間を破った。5回2死一、二塁。大山は左腕・田嶋の甘く入った116キロスライダーを鋭くスイングした。「自分のポイントまで待って対応できた。(初回に先発の)青柳さんに失策で迷惑をかけていたので」。5試合ぶりの先発出場で左前適時打をマーク。6戦連続で「H」ランプをともし、オープン戦の首位打者に輝いた。

 11試合で打率3割7分8厘(37打数14安打)、3本塁打、6打点の好成績を残した。元々、前さばきが得意なタイプ。しかし春季キャンプ終盤、矢野監督のマンツーマン指導を受け、「気持ち悪く打て」とポイントを体に近づける必要性を説かれた。捉えるゾーンの幅が広がり、選球眼も向上した。

 この日は3四球を選び、7回には追い込まれてから低めのフォークを見極めて歩いた。指揮官も「バットが内側から出るんで、今までならファウルになりそうなのがフェアゾーンに入れられるとか、ポイントが増えているような打ち方。だから自然と見極めも良くなる」と成長を感じ取った。

 チームは3年ぶりのオープン戦勝ち越しを決め、4連勝で3位フィニッシュ。途中出場組が結果を出すなど、競争をあおってきた成果が戦力の底上げにつながった。その象徴が、アピール合戦を繰り広げる大山、マルテの三塁争いだ。「ポイントの幅が広がったと思う。シーズンにも生きると思うので、このイメージを忘れないように」と、昨季108試合で4番を務めた背番号3。レギュラー奪取へ進化を遂げ、チームをさらに活性化する。(小松 真也)

報知新聞社




【阪神】4番 大山、6戦連続安打でオープン戦首位打者 「シーズンにも生きると思う」 (スポーツ報知) この調子、継続 願うぞ‼️🤞😑  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-03150333-sph-base 



@chiene0007 開幕から絶好調を🙏


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