阪神OBの掛布雅之氏(65)が31日、カンテレの情報番組「報道ランナー」(月~金曜、後4・45)に生出演。スポーツコーナー内で、今季限りでの引退を表明した藤川球児投手(40)に、惜別のコメントを送った。
開口一番、「ビックリしたね…」と話し始めた掛布氏は、「ただ、藤川球児のマウンドでの打者に対する目力が、ない球児は今年初めてみた。心配していました」と続けた。
引退決断に至った経緯について、新型コロナウイルスの影響があったと推測。「いまの野球選手はわれわれの時の野球と違って、一年間、休まない時代。体の調整を1年通して、開幕に向けて続けている。それがコロナウイルスの影響で、一度落ちてしまった」と、2度の故障離脱をおもんぱかった。
その上で、早期の引退公表に、チーム優勝の可能性についても言及。「阪神のチーム状態も非常によくなって、まだ巨人とは6・5ゲーム差がありますけれど、巨人の背中が見え始めてきている。もしも、優勝争いをするようになった時に、個人的な引退でチームに迷惑を掛けてはいけないと、そういうことを藤川球児は考えての発表だと思います」と、チームを優先する心情を思いやった。
最後には、今季中の復帰を目指す右腕に「まだまだ戦力ですよ」とエールを送った。
阪神タイガース一筋の選手では、桧山進次郎が22年間で最長! 掛布雅之でも15年! 藤川球児は一旦メジャーには行ったけど桧山進次郎についで在籍期間が長い! コロナ禍ではありますが、球団から手厚い引退の花道を考えて欲しいです!
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