広島戦中止を受け、24日に急きょ7回制の紅白戦の実施が決まった。互いに4番に座る佐藤輝と大山の争いに注目の一方、この日の広島戦で登板予定だった村上、小野、浜地、湯浅、小川、石井らがスライド登板。2月中の残りの対外試合は主力投手陣にイニングが割り当てられる見込みで、当落線上にいる選手にとっては事実上、最後のアピール機会となる。
この日の先発予定だった村上は「ここが最後のアピール。しっかり監督の印象に残るように」と息巻き、中継ぎ定着を目指す小野も「ブルペンでは狙った所に行っている。後はそれを実戦で」と前を向いた。矢野監督は「安芸でいい状態のやつも(キャンプが)終わってから呼ぶことも、もちろんやるし、向こう(2軍)に合流するやつも出てくる。それも判断していかないとダメな時期」と、1軍生き残りをかけた実戦になることを示唆した。(阪井 日向)
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