<サントリードリームマッチ2019:ザ・プレミアム・モルツ球団-ドリーム・ヒーローズ>◇29日◇東京ドーム
「サントリードリームマッチ2019」が29日、東京ドームで行われた。ザ・プレミアム・モルツ球団とドリーム・ヒーローズが対戦。
井川慶投手(40)とランディ・バース内野手(65)の新旧猛虎対決、高橋由伸外野手(44)と高橋尚成投手(44)の元同僚同学年対決など、令和の新時代に数々の名勝負が繰り広げられた。
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繰り広げられる名勝負の数々に、満員の東京ドームが沸き立った。
まずは1回2死一塁。18・44メートルで相対したのは、猛虎のレジェンド2人だった。井川対バース。井川が力強い直球で押し込むが、バースも食らいつく。ボール、空振り、ファウル。カウント2-1からの4球目、外角球を引っかけて三ゴロに仕留めて、井川の勝ち。時代を越えた名勝負に球場のスイッチが入った。
元阪神勢が魅了したのならば巨人勢が黙っていない。3回1死「W高橋」が“本拠地”で躍動した。ザ・プレミアム・モルツ球団に新加入した高橋由が打席に立ち、バットをマウンドへと向ける。視線の先には高橋尚。誕生日が1日違いの2人の対戦だった。内角のボール球から入ると、低めに落ちる変化球を打たせた。試合前には「とりあえず1本打たないと。新入りなので」と意気込んでいた高橋由の打ち気を巧みに利用し、一邪飛。狙い通りに仕留めると高橋尚はこん身のガッツポーズを決めた。
その後も名勝負は続いた。4回には桑田対バースの往年の対戦(三ゴロで桑田の勝利)。5回には斎藤と村田のバッテリーで、打席には高橋由。往年の巨人ファンにはたまらない勝負は三飛で斎藤に軍配が上がった。
サプライズは6回1死一塁、マウンドに高橋由が上がり、打席には桑田。フルカウントから2球ファウルで粘り、8球目を中前へとはじき返した。ドリームマッチならではの対戦に観客が酔いしれた。
@manabu18go ほい、さっきの井川vsバースw https://t.co/8jBTPVCAn4
井川Vsバース
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井川対バースとか阪神ファン泣いてる https://t.co/aEWyPNc3Ii