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 阪神のドラフト1位・近本光司外野手=大阪ガス=、同3位の木浪聖也内野手、4位の斎藤友貴哉投手=いずれもホンダ=が4日、キャンプ初の休日を利用し、沖縄・宜野座村の「道の駅 ぎのざ」でシーサーの色付け体験を行った。

 3選手とも個性を存分に発揮。近本は金色をベースに赤色で装飾すると「シンプル過ぎましたね」と苦笑い。木浪は銀色ベースに緑色を使い、「普通過ぎて面白くないので、ネイルを塗っておきました!!」と、ツメ部分をピンクで色付けして笑わせた。

 この日、一番の笑いを誘ったのが斎藤。全体に金色と黒色を混ぜ「黒の中にも奥から光る色にしたかった」と珍回答。目を赤色で塗った。ホンダ時代から同僚の木浪も「近本は野球と一緒でセンスがある。友貴哉は普通のことは絶対にしないので」と証言した。

 沖縄では古くから伝わる守り神とされ、獅子(しし)が原形になっているが、完成したシーサーを見ながら「犬ですよね?番犬として家に飾ります」と笑った。最後に3人で優秀作品を選ぶと、自らも黒光りするシーサーを指さし、満場一致でMVPを獲得した。

 約1時間の体験を終え、リラックスできた様子。即戦力となる社会人出身の3人は、あす5日から始まる第2クールに向けて、近本が「実戦も入ってくる。長所の足を生かしたプレーでアピールしていく」と気を引き締めると、木浪は「存在感、声を出して頑張りたい」と気合十分。斎藤も「自分の良さをどんどん出していきたい。持ち味でアピールできるように」と力強い直球を武器に、開幕1軍枠を狙ってく覚悟を示した。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190204-00000061-dal-base

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