
「阪神秋季練習」(28日、甲子園球場)
阪神の矢野燿大監督(51)が28日、『左腕ストッパーもあり』という考えを示した。長年抑えを務めてきた藤川が引退し、今季のセーブ王・スアレスの残留も微妙な状況。新外国人などの補強がうまく進まなかった場合には、岩崎、岩貞ら左腕に、守護神を任せる可能性が出てきた。
スアレスが保有者名簿から外れ、交渉の長期化は避けられない状況。メジャーの複数球団が調査を進めており、流出を食い止められるかは微妙だ。「計算通りにいくっていうのもなかなか少ないから、ある程度人数っていうのは必要」。指揮官は外国人最多8人で開幕を迎えた今季同様の助っ人補強を球団に希望していることを示唆したが、世界中がコロナ禍に見舞われている状況で、それもうまく進むか分からない。
来季の守護神は?そんな虎党の不安に矢野監督は一つの考えを示した。ストッパーは右腕が務めることが多いが、「固定観念はないよ、全然。岩瀬(元中日)もやってたし、大野さん(元広島)もやってたし。別に左がダメってことは何もない」と力説した。
そこで浮上するのが岩崎だ。4年続けて40試合以上に登板。「中継ぎとして絶対的な地位を築いた」と絶大な信頼を寄せているだけに、セットアッパーから転換させる可能性は大いにある。
岩貞も候補の一人だが「考え方としては、いる選手の中でどうするかが一番大事」と矢野監督。スアレスがいなくなり、補強がうまくいかなかった場合でも柔軟に“適材適所”でピースを埋めていく。
スアレスが退団になるなら、藤浪の守護神を見てみたいけど、先発かな。
阪神・岩崎が守護神も 矢野監督、スアレス残留微妙で“有事の備え”(デイリースポーツ)
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