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 阪神前川右京外野手(19)が16日、スローイング向上のため、珍しいトレーニングに励んだ。

 秋季キャンプの全体練習後、タオルを手に右翼へ。フリー打撃に励む先輩の打球を捕球すると、ボールは握らずにタオルでシャドースローを繰り返した。

 2日連続の実施。マンツーマンで指導した筒井壮外野守備走塁コーチ(48)は「全然僕はやりますよ。近本にもやらせていた」と話す。「前川に関しては送球で置きにいくところがあるので。タオルを使ってシャドーすることでしっかり腕が振れる」と説明。さらに「彼の持っているポテンシャルを最大限に発揮してほしいから。全力の中で、さらにいい形ができれば絶対いい。コントロールコントロールっていうよりも、まずは腕を振ること」と補足した。

 前川については、岡田監督が肩の弱さを課題に挙げていた。キャンプ当初は左翼を守っていたが、途中で右翼にシフトチェンジさせている。「左翼線は(左利きにとって)反対向きやから、肩が弱かったら余計にボールがいかんやろ。でも、右翼線は順やから(スムーズに)投げられるからな」と話していた。

 この日、佐藤輝明内野手(23)と並び、ランチ特打に参加。先輩に負けじと5本の柵越えを放った。思い切りのいい打撃は魅力なだけに、守備力が向上すればチャンスはある。来季2年目の若武者が、弱点を克服し右翼の定位置奪取を狙う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d89e4ecaaed23e8678986e0968f715146e4494a3


【阪神】前川右京スローイング向上へシャドースロー繰り返す「まずは腕を振ること」筒井コーチ(日刊スポーツ)  https://news.yahoo.co.jp/articles/d89e4ecaaed23e8678986e0968f715146e4494a3 肩の弱いのはどうにもならないそこから目指すことは捕球してからいかに早く正確な送球できるかでしょう。前川とにかく練習あるのみ頑張って欲しい。


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