「2軍練習試合、ロッテ-巨人」(19日、ロッテ浦和球場)
昨季限りで阪神を退団してロッテに移籍した鳥谷敬内野手(38)が「3番・二塁」でスタメン出場。二塁での実戦出場は移籍後初、18年6月19日・ロッテ戦(甲子園)以来となった。
巨人2年目左腕の横川を相手に一回無死一、二塁の好機で空振り三振。三回は一ゴロだった。五回1死走者なしの場面で左腕から、つまりながらも右前に運ぶ安打をマーク。移籍後、3試合目の実戦出場で2本目の安打となった。
2年ぶりの二塁守備では二回、陽岱鋼のゴロをファンブルし、出塁を許した。だが1死一塁から増田大の遊ゴロを遊撃・平沢が捕球して二塁に送球。鳥谷が一塁もアウトにして併殺を完成させた。五回の守備では2四球などで1死一、二塁のピンチを迎えた大嶺のいるマウンドに駆け寄って声を掛けるなど、ベテランらしい働きも見せた。