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 虎のキーマンが大暴れだ。阪神の1番中野拓夢内野手(26)がセ・リーグのCSでは最多に並ぶ4安打の固め打ちでチームを乗せた。3回に俊足を生かした遊撃への内野安打をマークすると、中前打、右前打、右前打と打ち出の小づち状態。DeNA今永から放った5回の2安打目は1死一塁から好機を広げる中前打で、3番近本の2点適時打でホームイン。試合後は「結果的にヒットが出たのはホッとした」と笑顔になった。

 矢野監督がCS開幕を前に中野をキーマンに指名した。「自分が(塁に)出る、出ないでクリーンアップに回ってきたときの相手のプレッシャーは違う」と意識していた。巨人に2連敗した昨季のCSファーストステージでも打率3割7分5厘の成績を残した。期待のCS男は「チームもいい雰囲気で行けると思う。勢いに乗りながら、さらに自分がチームにいい勢いを与えられるように、明日の1打席目も狙っていきたい」と目を輝かせた。

 ▼近本と中野がそろって複数安打。レギュラーシーズン中に2人がともに2安打以上打った試合は通算で18勝7敗1分け。勝率は7割2分と好成績だ。今季は7月2日中日戦から4連勝(1分けはさむ)でリーグ戦を終えており、CSでも連勝を継続させた。




4安打の中野…👏 チョイ顔出しのサトテル!^_^ #中野拓夢 #佐藤輝明 #阪神タイガース pic.twitter.com/on4Qk51VvJ





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