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 走って、奪う!! みやざきフェニックス・リーグに参加している阪神・木浪聖也内野手(25)が21日、「チャレンジは今しかできない」と盗塁増へ意欲を見せた。今季わずか2盗塁。実戦の中で足に磨きをかけ、北條、糸原らライバル多しの遊撃争いを制する。

 結果だけを求める戦いが終わったからこそ、できることがある。駆け抜けた1年で味わった経験を、宮崎で磨く。残り6試合のフェニックス・リーグで、木浪が掲げたのは「盗塁増」だ。

 「走塁に関しても、盗塁も失敗してはいますけどチャレンジは今しかできないので」

 この日はつかの間のオフ。宮崎市内のホテルで力を込めた。

 前日20日の韓国・サムスン戦(アイビー)では2度、盗塁企図(1度は失敗)。19日の日本ハム戦(SOKKEN)では一塁走者としてけん制死してしまうなど試行錯誤の段階だが、結果は二の次の日々。「周りにみえているかわからないですけど、自分の中で『きょうはこれをやろう』とか考えて」。明確な目的意識を持って、汗を流す。

 22日からは甲子園で秋季練習が始まる。

 遊撃を争う北條にとっても鍛錬となるが、木浪は宮崎で実戦漬け。だからこそ、試せることがたくさんある。北條も木浪も、今季は2盗塁。足で抜きんでることができれば、定位置も近づく。

 平田2軍監督も「格が違う。若いやつの手本になっている」と姿勢に深くうなずいた。「超積極的」を掲げる矢野阪神。その2年目に突入する直前に、木浪がどんどんと前のめりになっている。

 「1年間1軍で出させてもらって、いろんな経験をした。今後に生かさないと。自分がよくなっていくために」

 決意は表情となって、強くあらわれた。鳥谷が抜け、虎にとっても新たなる遊撃のスターがほしい。超積極的な木浪が、足から秋を実らせる。 (竹村岳)




 https://www.sanspo.com/baseball/news/20191022/tig19102205020006-n1.html  いいねいいねー!!そんな木浪くんが大好きなんだ!!



木浪がほんとに頼もしい、ああいう貪欲さ好きやわ、結果もついてきて欲しい、応援したくなるよね


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