
昨季限りで現役引退し、阪神のスペシャルアシスタント(SA=特別補佐)に就任した藤川球児氏=スポーツ報知評論家=が4日、インスタライブを行い、巨人に加入が決まったエリック・テームズ内野手(34)を警戒した。「やばい気がしますよ。バットに当たれば。(能力が)落ちてなかったら」とメジャー通算96発の助っ人砲の能力を認めた。
テームズは14年から韓国で3年間プレーし、124本塁打をマーク。その後、米ブルワーズでメジャーに返り咲いた。「韓国からミルウォーキーに復帰してめっちゃ打ったんですけど、その時も米国のスカウト、選手、コーチが『この選手、えらい打つようになって帰ってきたよね」という話をしていたんで」。米球界の事情や人脈に通じている藤川氏らしく、裏話を披露した。
また来夏に予定されている東京五輪についても言及。「今年、オリンピック、ありますかね。『五輪を開催している場合じゃないだろう』という意見もあるんですけど、人間って娯楽がなかったらほぼ生きていけないでしょ。プレーすることは野球しかしていないんで。でも、五輪の時は色々伝えられたら良いなと思っています」と他競技にも興味を示していた。
報知新聞社