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 虎のルーキーたちの現在地を掘り下げる「ROOKIES」。今回はドラフト6位・小川一平投手(22)=東海大九州=です。大学2年時に習得した“パワーチェンジ”と自身が命名した変化球を駆使する右腕。フォークのような軌道で落ちる決め球を武器とし、首脳陣からも高評価を受けている。

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 2月中旬の安芸キャンプ。ブルペン中に声が響き渡った。「これ、まるでフォークやろ!」。声の主は、小川の球を受ける小宮山ブルペン捕手だった。キレ味鋭い“パワーチェンジ”を投じる右腕に、マウンド後方にいた2軍コーチ陣からも熱い視線が注がれた。

 香田、高橋両2軍投手コーチからの言葉からも小川の潜在能力の高さが感じられる。「キレのいい球を投げているし、1軍に呼ばれる時はあると思う」と香田コーチ。高橋コーチも「チェンジアップはフォークみたいだよね。新人の中でも一番上(1軍)に行くのは早いんじゃないかな」と高評価する。

 小川の“パワーチェンジ”の握りは通常のチェンジアップとは少し異なる。チェンジアップは親指と人さし指で「OKマーク」をつくるように握ることが多いが、小川のパワーチェンジは親指と人さし指の間隔が広く、中指もボールの中央に添えず、やや右側に据える。挟まないフォークというイメージが近いかもしれない。

 2軍では2試合しか登板していないが、3月中旬に異例の早期昇格を果たした。1軍で中継ぎとして4試合に登板し、計5イニングで1失点とアピール。金村1軍投手コーチも「チェンジアップや真っすぐもいいし、非常に魅力のあるピッチャー」と上々の評価だ。

 “1軍初登板”となったヤクルトとのオープン戦(3月11日・神宮)の後は「緊張でバックバクでした」と振り返ったが「(1軍の)この緊張感の中でもっと野球をしたい」と決意を新たにした。勢いに乗る小川。持ち味を生かし、チーム新人一番乗りの1軍デビューをつかみ取る。

 ◆小川 一平(おがわ・いっぺい)1997年6月3日生まれ、22歳。神奈川県出身。182センチ、80キロ。右投げ右打ち。投手。背番号66。今季推定年俸700万円。横須賀工から東海大九州を経て、2019年度ドラフト6位で阪神入団。




阪神ドラ6小川“パワーチェンジ”武器に1軍デビューや 「まるでフォーク」の声も #SmartNews 一平ちゃん!  https://www.daily.co.jp/tigers/2020/04/13/0013266594.shtml 



阪神ドラ6小川“パワーチェンジ”武器に1軍デビューや 「まるでフォーク」の声も  https://www.daily.co.jp/tigers/2020/04/13/0013266594.shtml  コロナめ.....💢 一平くんのパワーチェンジが見れんくなったやん💦しかして....元気なんやろか❓🤔 #阪神タイガース #小川一平 #デイリースポーツ


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