1


ファンにとって今年最もインパクトがあったニュースは「通算250セーブまであと5に迫った藤川球児が現役引退発表」だった。8月31日。球団からの突然の発表に、ファンの衝撃度も大きかった。11月10日の巨人戦(甲子園)の引退試合では、リンドバーグの曲に乗って9回から登板。12球の直球勝負で1イニングを3者凡退に抑えた。ファンは最後の火の玉ストレートに涙、涙…。560票と圧倒的な票数が集まった。

10月27日、日刊スポーツ大阪版1、終面

世界中で暗い話題が多かった2020年だが、阪神10大ニュースの上位にランクインしたのは未来を照らす明るい話題だ。2位438票「4球団競合の末、アマNO・1スラッガー近大・佐藤輝の交渉権獲得」。3位406票「大山自己最多28号ソロ。本塁打王を逃すも存在感」。4位276票「藤浪が692日ぶりに白星」。矢野監督が12球団ドラフト会議で見せた渾身(こんしん)の矢野ガッツに、虎ファンの心を躍らせた。

コロナの影響が大きかったのも事実だ。5位267票「選手、スタッフ7人の新型コロナ感染が判明。計19人を入れ替える事態に発展」。9位191票「藤浪ら3選手が新型コロナ感染」。16位には32票「揚塩社長が引責辞任を発表。相次いでコロナ感染者を出した責任」と関連ニュースも複数選ばれた。レジェンドの引退に、未来への光。そして、コロナの影響。今年も多くの事象が虎ファンの脳裏に刻み込まれた。

<2020年阪神10大ニュース>

1位560票 通算250セーブまであと5に迫った藤川球児が現役引退発表(8月31日)

2位438票 阪神が4球団の競合の末、アマNO・1スラッガー近大・佐藤輝の交渉権獲得(10月26日)

3位406票 大山が自己最多の28号ソロ。本塁打王逃すも存在感(11月7日広島戦)

4位276票 制球難に苦しんできた藤浪が692日ぶりに白星を挙げる(8月21日ヤクルト戦)

5位267票 選手、スタッフ7人の新型コロナ感染が判明。計19人を入れ替える(9月25日ヤクルト戦)

6位264票 福留、事実上の戦力外が判明。能見、上本ら功労者が次々と(10月20日)

7位227票 一時は中継ぎで起用された藤浪が球団最速の162キロを計測(10月19日ヤクルト戦)

8位224票 開幕から東京ドーム8連敗。57年ぶりの屈辱を味わう(9月16日巨人戦)

9位191票 藤浪ら3選手が球界では初の新型コロナウイルスに感染したことが判明(3月26日)

10位154票 開幕投手の西勇が巨人菅野からビックリ開幕戦アーチ(6月19日巨人戦)




お疲れさまでした。来季こそ、優勝を! 球児引退、そして次代のスター候補・佐藤輝獲得…今季の阪神10大ニュース  https://www.daily.co.jp/tigers/2020/12/30/0013973462.shtml 


続きを読む