1


【球界ここだけの話】

阪神の2軍は5日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)に1―0で勝ち、ファーム新記録となる16連勝を達成した。7月28日のソフトバンク戦(タマホーム筑後)で敗れて以降は負け知らず。5日の時点でウエスタン・リーグの首位に立っている。

新記録達成に平田2軍監督は「上(1軍)を経験している中堅というか、若い選手たちが隙あらば(1軍に上がる)とファームで頑張っている。それだけの話。ただ、いつも言うように集中力と緊張感というのは保ってやってくれている」と選手たちをたたえた。

この連勝で得たものは記録だけではなかった。白星を積み重ねていくと、常に記録更新がかかる大事な試合が続くことになる。この状況を、指揮官は「いいプレッシャー。ファームとはいえ、こういうプレッシャーのかかるようなところじゃないと、力はつかないっていつも言っている」と喜んだ。2軍では勝利ももちろん大切だが「この9、10月に(1軍に)呼ばれる準備をしておくか。そこが一番大事」と話すように、1軍の戦力となる選手を育てることが重要となる。

1軍は首位争いの最中。シーズン終盤ではプレッシャーのかかる場面も多くなる。その中で2軍とはいえ、連勝記録という重圧がかかる状況で試合ができているのは大きな経験。選手たちも口々に「いい緊張感の中でプレーできた」と話し、成長につながっている。

「俺が目指すのは(チャンスで)『来るなら来い』という、『こんなの見せ所や』というような選手を作りたい」と平田2軍監督。2軍で〝勝ち癖〟をつけた若虎が、1軍の優勝のキーマンになるかもしれない。(菊地峻太朗)




阪神二軍16連勝とは凄いな‼️ これは今年阪神一軍、二軍のダブル優勝に期待が持てそうだ‼️ pic.twitter.com/SVwuhUtsjQ



@HANSHINKENSHIRO 凄いですね‼️ 期待が持てそうですね‼️


続きを読む