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阪神小川一平投手(24)が、「勝利の方程式」入りへフォークを磨く。12日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で行われた秋季練習後に取材に応じ、来季へ向けウイニングショットの精度を課題に挙げた。

「2ストライクまではいけるんですけど、そこから決め切る部分がない」。象徴的だったのは9月14日ヤクルト戦(神宮)。2点ビハインドの6回に2番手で登板すると、村上にフルカウントから34号ソロを浴びた。「そういうのが積み重なって優勝できない。オフの間に取り組んでいきたい」。

参考にするのは「山本由伸さん。年下か、『さん』じゃないか(笑い)」と思わず敬意を払ってしまうほど、球界トップクラスの右腕のフォーク。140キロ台で鋭く落ちる一級品だ。他にもロッテの守護神益田のシンカー気味に落ちる球や、阪神ガンケルの曲がりながら落ちるフォークもチェックする。「1回試してみます、明日」と意欲十分。球界のフォークを調べ尽くし、握りや感覚を試していくつもりだ。

今季は後半戦から1軍に定着し、19試合で防御率2・95。9月8日のヤクルト戦ではプロ初勝利を挙げた。プチブレークを果たした一方で、クライマックスシリーズではベンチ入りできず。悔しさをバネに、来季は試合終盤の「勝利の方程式」の一角を狙う。「ザキさん(岩崎)の負担も減らせられるように、1年間通してそこを任せられるようになればいいなと思います」とさらなる飛躍を誓った。【中野椋】



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