阪神・井上広大外野手が27日の巨人戦(甲子園)に「6番・右翼」として先発出場し、5打数3安打4打点の大暴れ。プロ初の猛打賞もマークし、15―0のフルボッコ勝利に大きく貢献した。
2回一死一塁の第1打席では、左翼線への二塁打を放ち二、三塁と好機を拡大。次打者・坂本の先制打を演出した。6回無死満塁の第2打席では再度左翼線へ快音を運び、2点適時二塁打。8回一死一、二塁の第5打席では右中間を破る2点適時三塁打。背番号32にとってはプロ初のスリーベースとなった。
1試合4打点も自身初。初物ずくめの一日の最後には、当然お立ち台へ。「最高です!」とやや不器用ながらも3度連呼し、上機嫌の虎党たちから大喝采を浴びた。
興奮冷めやらぬ様子でグラウンドから引き揚げた井上は「第1打席から打てることが少なかったので、いつも以上に集中して打席に入った。それが次以降の打席にもつながったのだと思う」と振り返る。189センチ101キロの体格を誇る虎期待の長距離砲候補にかかる次の期待はプロ初本塁打となるが「あまり意識はしていない。自分のスイングをしていければいい」と語った。
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