◆ 解説陣が岡田阪神を展望
22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では「年末大反省会SP」と題して、解説陣が今季のプロ野球界を振り返り、岡田彰布新監督が指揮を執る来季の阪神に言及した。
矢野燿大監督が今季限りで退任することを開幕前に表明するという異例のシーズンだった阪神。屈辱の開幕9連敗を喫したが、後半は巻き返し3位に。CSファーストステージでDeNAを破ったが、CSファイナルステージでは王者ヤクルトに3連敗でシーズンの幕を閉じた。来季からは岡田彰布新監督が指揮を執る。解説陣が“アレ”を目指す岡田阪神の展望を語った。
今シーズン中、試合中継の解説席で岡田監督と話したという田尾安志氏は「(打線について)1番は近本。クリーンアップに大山と佐藤輝をいれて。外国人は2人とも出すんじゃなくて、1人かもわからないということも言われていた。あとは中野をセカンドに持っていくような話もしていた」と岡田監督の構想に触れた。
来季について問われた金村義明氏は「岡田さんはオーソドックスな野球をやる監督。経験も抱負ですし、今の戦力でも十分戦える。岡田采配はそんなに驚くようなことをするわけないですし、逆に今年は驚くような采配が多かったのでね。間違いなく優勝争いはすると断言できるでしょう」と岡田阪神への期待を強く語った。
また、金村氏は打者で物足りなかった選手に佐藤輝明を挙げ「去年後半に2年目のジンクスが終わったのかなと思っていました。ホームランは20本出ましたけど、彼のポテンシャルでいえばまだまだ物足りない」と述べた。
佐藤は今季全試合に出場し2年連続となる20本塁打をクリア。しかし、打率.264、得点圏打率.250と確実性を欠いただけに、来季以降さらなる活躍が期待される。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』
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