プロ野球独立リーグのヤマエ久野九州アジアリーグに加盟した北九州市の新球団「福岡北九州フェニックス」が、独立リーグのルートインBCリーグ栃木の西岡剛内野手(37)に選手兼任で初代監督就任を打診していることが分かった。ロッテや阪神、米大リーグでも活躍した実力者の入団が実現すれば、参入初年度となる来シーズンへ準備を進める新球団にとって、実績、話題性ともに大きな推進力となりそうだ。
◇ ◇
実業家の堀江貴文氏らが手掛ける新球団の監督人事が、急展開を見せた。日米球界を渡り歩き、37歳になった今年も独立リーグでプレーした西岡に選手兼任で監督就任を打診し、交渉していることが判明。西岡は取材に対して「オファーをいただいているのは事実です。まだ決まったことはありません」と話した。
同球団は堀江氏が創立者で、今年5月に設立を発表。今月10日にヤマエ久野九州アジアリーグへの加盟が承認され、同17日に堀江氏らが北九州市内で会見していた。同リーグは今年、最初のシーズンが開幕。北九州は火の国(熊本)、大分に続く3球団目で、始動に向けて監督など首脳陣の人選を進め、かねて複数の候補と接触していた。
西岡はロッテ時代の2010年に最多安打と首位打者のタイトルを獲得し、2度の日本一に貢献した。メジャー挑戦後、阪神を経て、19年から独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木でプレー。今季は43試合で打率3割2分7厘、6盗塁だった。ファンサービスの一環ながら、投手としても1試合に登板している。
日本野球機構(NPB)への復帰を目指してプレーする一方、独立リーグの環境に身を置き、近年は自身の活動に新たな意義も見いだしていたようだ。一回り以上も年の離れた若手と汗を流し、次世代との向き合い方を熟考。地域や地元企業とのつながり、球団経営の実情も目にし「本当に学ばせてもらうことが多い」と話していた。
球団や地域、BCリーグの活性化、ひいては球界の発展を視野に、さまざまな意見を発信。解説などでの露出も以前にも増して積極的だ。またWBCや五輪でともに日の丸を背負い、昨季から栃木でも同僚となった川崎宗則と過ごし「野球を楽しむ」という原点の思いも新たになった。
その川崎に、新球団が関係者を通じてコンタクトを図っていた様子もある。一連の動きに何らかの形で触れた西岡と、新球団に接点が生まれても不思議ではない。実績に加え、近年の活動もあり、けん引役として白羽の矢を立てたようだ。
今季の栃木は東地区2位でプレーオフ進出を逃し、既に全日程を終了。西岡は栃木球団関係者に近況を伝えているようで、今後、新球団との交渉を進めていくことになりそうだ。38歳シーズンとなる来季、新たな舞台での挑戦となれば、歩みだしたリーグの目玉の一つとなるのは間違いない。交渉経過が注目される。
◆西岡剛(にしおか・つよし)1984年7月27日生まれ。奈良市出身。大阪桐蔭高からドラフト1位でロッテに2003年入団。10年オフにポスティングシステムで米大リーグ、ツインズ移籍。13年に阪神入りし、19年からBC栃木でプレー。NPB通算1125試合に出場し打率2割8分8厘、61本塁打、383打点、196盗塁。首位打者と最多安打が1度ずつ、盗塁王2度。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞3度。06年WBC、08年北京五輪日本代表。182センチ、82キロ。右投げ両打ち。
1: 名無しさん@\(^o^)/ 2021/09/28(火) 02:40:45.82 ID:3PTQPfhx0
2: 名無しさん@\(^o^)/ 2021/09/28(火) 02:41:27.92 ID:45ARQMz50
一面で草
引用元: https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1632764445/