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阪神が来季の新外国人候補として韓国・斗山のジョシュ・リンドブロム投手(32)をリストアップしていることが2日、分かった。韓国球界5年目の今季は26試合に登板して20勝1敗と圧倒的な力量を示す。勝利数と防御率2・12、166奪三振で「リーグ3冠」に君臨する。昨季も先発の補強候補に挙げ、2年越しで高評価は不変。複数の大リーグ球団も注目しており、獲得に乗り出せば争奪戦の可能性も出てきた。

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2年越しの熱視線だ。阪神が韓国球界で圧倒的な投球を重ねる剛腕を来季の補強候補にリストアップしていることが判明した。斗山2年目のリンドブロムだ。今季は26試合登板で、20勝(1敗)、防御率2・12と166奪三振はリーグでダントツ。無敵と言ってもいい、充実ぶりを誇る。

195センチの長身から140キロ後半の速球、ブレーキの利いたカーブ、落差のあるフォークなどを駆使する本格派右腕だ。今年も恒例の渡韓調査を実施。球団幹部は「いい投手ですよね。ずっといい内容を続けています」と評価した。制球や変化球を交えたスタイルを日本向きと判断している。

実は昨季も注目していた実力者だ。15勝4敗で、リーグ1位の防御率2・88と活躍した。10月には韓国シリーズに向けた調整登板でフェニックス・リーグの阪神戦に登板。3回1失点も6奪三振で、平田2軍監督を「クイックとか課題もあるけどコントロールはいいし、まとまっている」と言わしめ、球団首脳も「リストに入っている」と認めていた。中日で13勝を挙げたガルシアを獲得したためラブコールこそ見送ったが、成績はさらに上向いており、力量を高く買っている。

チームは逆転CS進出を狙って必死に戦う一方、来季の補強方針を固める時期に入る。矢野監督が8月中旬に「先発も苦しくなっている」と話したように長丁場で先発陣のやりくりに苦戦した。開幕投手を務めたメッセンジャーは3勝止まりで2軍調整中。来日10年目で日本人扱いだが38歳になり、来季の去就は不透明だ。ガルシアも2勝にとどまる。首脳は「外国人はシーズン後も考えていく」と説明。全日程終了後まで契約更新するか慎重に検討するなか、備えを怠らない。

今後も動向に注目し、リンドブロムの獲得に向かえば争奪戦の可能性も浮上する。複数の大リーグ球団が興味を示しており、球団も剛腕を取り巻く事情を把握する。8月には渡米調査も行った。先発陣を強化するため、複数候補からベストな補強を目指す。

◆ジョシュ・リンドブロム 1987年6月15日生まれ、米国インディアナ州出身。08年ドラフト2巡目でドジャースと契約。11年にメジャーデビューし、大リーグでは5勝。15年から韓国でプレーし、2桁勝利は4度。通算126試合に登板して63勝32敗、防御率3・50。今季年俸は約1億8000万円。195センチ、105キロ。右投げ右打ち。





【阪神⚾️韓国リーグ20勝右腕リストアップ 1㍍95の長身 32歳リンドブロム】 ちなみに🇺🇸メジャー5勝。韓国5年目の今季20勝、通算63勝 #tigers #阪神タイガース #KBO #斗山 #MLB pic.twitter.com/WJKs7XWlba



阪神がリストアップ 韓国3冠、今季20勝1敗投手(日刊スポーツ) - Y!ニュース 打てる野手がいれば貯金作れる投手はいくらでもいると思うが。。。 #阪神タイガース  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190903-09020917-nksports-base 


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