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1: 名無しさん@\(^o^)/ 2020/04/05(日) 16:02:35.14 ID:jGzggjfe9
2005年ロッテ日本一を牽引した元左腕・藤田宗一氏「どれだけ多くの仕事を奪うのか」

近年のメジャーでは、ビデオ判定やチャレンジ制度の導入、コリジョンルールの制定など、毎年積極的にルール改正や新たな取り組みを続けている。
開幕が延期されている今シーズンも同様だ。2020年シーズンからは「スリーバッターミニマム」という新ルールが施行される予定になっている。いわゆる「ワンポイントリリーフ禁止」だ。

現コミッショナー、ロブ・マンフレッド氏の指揮の下、メジャーでは試合時間の短縮に励んでいるが、これもその一環として生まれたルール。
投手交代の回数が少なければ試合時間の短縮に繋がる、というわけだ。
具体的には「怪我や病気の場合を除き、投手は最少でも打者3人と対戦、もしくはイニング終了まで投げること」が義務づけられる。
この新ルール導入に際し、アメリカでは大きな議論が沸いたが、日本にも「何言ってんの?」と導入に意義を唱える人がいる。
ロッテ、巨人、ソフトバンクで救援左腕として活躍した藤田宗一氏だ。

今季からメジャーでワンポイントリリーフが禁止されると聞いた時、何よりもまず「えっ?」と驚いたという。

「決まったと聞いて『えっ? 何言ってんの?』って思いましたよ。
ワンポイントとして飯を食っている選手がいっぱいいるのに、その子たちはどうするんだろう? 先発に回すとなってもできるのか。当然できない子もいるわけで、どれだけ多くの仕事を奪うんだ、と正直思いました」

2005年にはセットアッパーとして薮田安彦、小林雅英と「YFK」を形成。
チーム31年ぶりのリーグ優勝と日本一に大きく貢献した藤田氏だが、左腕ということもあり「ワンポイントリリーフ」として起用されることもあった。それだけに「ワンポイントリリーフ」の醍醐味や重要性は十分知り尽くしている。

「特に左のワンポイントでいく時は、強打者が相手のことが多い。
2アウト満塁、左の強打者が来て、そこにワンポイントリリーフを注ぎ込んで。この勝負を決する場面で、ファンもまた『抑えてくれ』『打ってくれ』とそれぞれに思うのが面白い。
その楽しみを奪ったら『えっ?』ってなりますよね。投げている立場からしたら、寂しいです。試合が決まる場面、一番熱いところですよ。そこを取ってどうするんだ?って自分は思いました」

ワンポイントリリーフの禁止は、ただ単に“スペシャリスト”たちの仕事を奪うだけではなく、チーム構成や起用法にまで大きな影響を与えることになりそうだ。
藤田氏は「中継ぎ陣に別の負担がかかる」と予想する。

「ワンポイントだったら、上手くいけば10球かからないわけですよ。だから連投もできた。それが打者3人に投げるとなったら20球、30球はかかる。
今は30球投げたら1日は間を空けようという流れなので、翌日は投げられない。
そうなると、中継ぎを1枚増やさなくちゃいけなくなる。
もしかしたら、先発がもう1イニング長く投げなければいけなくなるかもしれないし、抑えが2イニング、3イニングと投げることになるかもしれない。
そうなると、ロングリリーフがいた方がいいのか。こうなると中継ぎ陣の左右(腕)のバランスも変わってくるし、中継ぎの役目そのものが変わる可能性もあると思います」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00742194-fullcount-base
4/5(日) 11:42配信

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3: 名無しさん@\(^o^)/ 2020/04/05(日) 16:03:25.06 ID:jGzggjfe9
藤田氏が考える試合時間短縮の代替案とは…「審判の質をもっと上げればいい」

試合時間の短縮を狙って生まれたこのルール。だが、藤田氏は先に取り組むべきことがあると考えている。それが「審判のパフォーマンス向上」だ。

「僕は個人的に、リクエストもいらないと思ってます。あれもかなり時間かかるじゃないですか。その代わりに審判の質をもっと上げればいい。現役の時は、自分も審判に文句を言ったことがありますけど、審判も言い返してきたんです。それでも試合が終わった後には『文句言うなよ?』『すみません、熱くなってて』って和解のようなやりとりがあったし、コミュニケーションがしっかり取れていました。でも、今見ていると、審判のコールに愛情がないんですよね。年に1、2回は、投手が審判に抗議した後、ど真ん中に放った球をボールって言うのを見掛けますよ。え、ストライクやんって(笑)。

昔は元プロ野球選手が審判になることが多かったので、選手の気持ちをよく分かってくれた気がします。あとは審判によってそれぞれのストライクゾーンがブレることがなかった。だから、投手も審判の傾向をデータとして持っていました。ストライク判定にリクエストはできないけど、そこも含め審判の質を上げることが大事だと思います」

メジャーでの積極的なルール改正は、その翌年にNPBでも導入されるのが、ここ数年の傾向となっている。となれば、来シーズンにもワンポイントリリーフ禁止がNPBでルール化される可能性は十分。藤田氏はここでも、待った!の声を挙げる。

「アメリカはアメリカ、日本は日本でしょ。メジャーに倣うんだったら、ボールもメジャー球にするべき。ルール改正を同じように取り入れるのは、ちょっと違うんじゃないかと思います。日本のルールをしっかり作っていかないと面白さは減ってしまいますね。日本の野球だっていうこだわりを持ってやってほしいですね」

はたしてNPBでも来季から導入することになるのだろうか。まずは今季、メジャーでどんな変化が生まれるのか注目してみるといいかもしれない。

引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1586070155/

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