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 プロ野球の話題を深掘りする「ウラ見せ探見隊」-。佐藤輝のZポーズやマルテのラパンパラなどホームラン後のパフォーマンスで注目を集める阪神の舞台裏に迫った。井上一樹ヘッドコーチ(49)が経緯を明かしつつ、時代が変わったことでファンや選手たちに受け入れられたのではと分析した。

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 矢野阪神を象徴する一幕と言っても過言ではないだろう。本塁打を打った選手がベンチに戻った時に見せる独自パフォーマンス。「推奨派」と話す井上ヘッドコーチは一体感を生み出す上で必要だと感じ、“強制”していることを明かした。

 代表的な一つがマルテの「ラパンパラポーズ」だ。3月27日・ヤクルト戦、試合前の円陣で助っ人砲が自ら「俺がホームランを打ったらみんなもやってくれ。約束するなら打ってやるぜ」と提案したという。翌日の同戦で1号を放ち、ベンチは大盛り上がりで試合も勝利。それからチーム内の決め事になった。

 「北川(打撃コーチ)がやってなくて。あいつ最初『恥ずかしい』って言ってやってなくて。『誰もお前のこと見てねえよ』って言って」と井上ヘッド。マルテが弓を引くような動作をすれば、選手のみならず矢野監督やコーチ陣、スコアラーやマネジャー、通訳までも同じポーズを決めて喜びを共有する。

 「『やれ!』と言ってからみんなやるようになった。みんなやらないといけないの。一体感を出すためにも」

 他球団でもソフトバンク・松田の「熱男」や、西武・山川の「どすこい」など広くファンにも親しまれている独自ポーズ。一昔前までは「カメラに向けておちゃらけたことをするのはタブーとされていた」と同ヘッドは現役時代を回顧する。試合中に白い歯を見せるな-。どこを見て野球をやっとるんや-。阪神もそうだった。しかし、時代は変わった。

 コロナ禍で球場への入場制限がかかる今、ファンサービスの一環としても必要性が高まっている。佐藤輝の「Zポーズ」、サンズの「ハッピーハンズ」、梅野の「U2ポーズ」、陽川の「ゴリラポーズ」…。ホームラン後に笑顔で個性を表現することに対し、批判の声は聞こえてこない。

 チームに一体感や結束力を生み、またファンとの懸け橋にもなっている本塁打後のパフォーマンス。矢野野球を体現しているとも言える選手たちの個性は、現代のプロ野球を映し出している。




阪神本塁打パフォーマンスで“弾然”一体感 好調の象徴は井上ヘッドの“強制”だった(デイリースポーツ) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/1102e47e86308a3a3b1119ae1c2f2c91bd686879  ピンキーさんがここまでやってくれたのは本当に嬉しい誤算だわ。



井上ってイメージだいぶ違うな。もっと堅物かと思ってた//阪神本塁打パフォーマンスで“弾然”一体感 好調の象徴は井上ヘッドの“強制”だった(デイリースポーツ) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/1102e47e86308a3a3b1119ae1c2f2c91bd686879 


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