1


 昨年10月にポスティングシステムでMLB挑戦を表明した藤浪晋太郎。12月にポスティング申請を受理され、年が明けた1月14日にオークランド・アスレチックスに入団することが発表された。

 そんな教え子の姿を、大阪桐蔭高校の恩師である西谷浩一監督は、どんな思いで見つめていたのだろうか。

「高校からプロに入って、最初は順調に頑張ってきていたと思うんですけれど、この10年のうち後半は思うようにいかないことも多かったと思います。それでも阪神側が送り出していただき、新しい環境になったことで心機一転で頑張ってもらいたいですね。僕は何もできないですが、静かに見守っていけたらと思います」

西谷監督が考えたじっくり育成プラン
 高校に入学した直後から身長が190cmを超えていた藤浪は、その場にいるだけでもかなり目立つ存在だった。ただ、それがゆえに西谷監督は慎重な育成プランを練っていた。

「190cmを超えるピッチャーを指導したことがなかったですが、簡単に言うとスケールの大きなピッチャーにしたいとは思いました。1年夏や秋に(公式戦で)投げさせるイメージがなくて、2年春に投げられればと思っていたんです。ですので、入学直後は冬場にじっくり体作りをして……と先を見てプランを考えていました。

 入学後は体作りやフィールディングの練習などをずっとやっていたのですが、5月ごろですかね。上級生のピッチャーでケガ人が出て、レギュラーのチームのピッチャーノックに新たに誰かを入れようと思っていたのですが、当時のコーチから“藤浪を入れましょう”と言われたんです。

 僕が“藤浪はまだ無理でしょう”と言ったら、コーチから“いや、大丈夫ですよ”と。実際、上級生の中でのバント処理の動きを見ていたら、入学してまだ1カ月くらいだったのに、フィールディングなど、思ったよりしっかりとしていたので、飲み込みが早い子だなと。それが最初の印象ですね」

 その後もケガ人が相次ぎ、遠征に帯同する選手を誰にすべきか熟考していると、再度コーチから藤浪の名前が挙がった。

 対外試合で登板したが、上級生と並べても見劣りする部分はあまりなかった。「器用なのか不器用なのか……でも自分で努力してここまで出来ているのかな」と西谷監督は期待し、1年夏から大阪大会のベンチに入れることにした。

 1年秋も主戦級でマウンドに上がるなど、西谷監督からすれば予想外の“早咲き”だったのだろう。当時の希望進路はMLBでもNPBでもなく、大学進学だった。

「あの頃は卒業後、東京六大学に行きたいという話はしていました。東京六大学に行ってからプロに行きたいと。藤浪は中学の時に英検準2級を取っていたので英語は得意で、すごいな、みたいなやり取りもしたような記憶がありますね。もしかしたら本人は当時からメジャーへの思いを抱いていたかもしれません。でも僕らに話したことはなかったですよ」

▼続きはリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/articles/4410c719bb766d14fb0351b786a0fe558a55175f


今テレビでやってたけど藤浪投手は小学校〜中学まで英会話スクールに通っていて英検準二級合格したとのこと!入団会見で英語のセンスあるなと思ったけど習ってたんですね!ケラーとかロハスJrとかとも英語で会話してたんやろな!メジャーで成功して英語でインタビュー受けて欲しい pic.twitter.com/3STl80z76O



【郎報】藤浪晋太郎、英語のスピーチが好評  https://mlb-jpn17.blog/?p=8069 


続きを読む