1: 名無しさん@\(^o^)/ 2020/12/02(水) 17:12:15.19 ID:CAP_USER9
 【桂春蝶の蝶々発止。】

 ■日本シリーズ 原巨人4連敗 

 びっくりしましたね。日本シリーズは、ソフトバンクが4年連続日本一を達成しました。一方、巨人は4連敗。プロ野球史上初めて、2年連続で1勝もできずに終わってしまいました。

 私は阪神ファンですが、同じリーグを戦った巨人軍を応援していただけに、この負け方はショックでした。セ・リーグの野球を根本から考え直す必要があると、素人ですら考えてしまう日本シリーズでありました。

 確かに、交流戦でも過去15回戦って、セ・リーグが勝ち越したことは一度しかありません。なぜ、パ・リーグはこんなに強いのか?

 その答えを出す前に、みなさんにお聞きしたいことがあります。おいしいラーメンを食べたいと思ったら、「中華屋のラーメン」と「ラーメン専門店」のどちらを選びますか?

 多くの人がラーメン専門店を選ぶでしょう。中華屋さんのラーメンもおいしいです。でも、ニラレバもあれば天津飯もある、八宝菜もエビチリも麻婆豆腐も…という店と、ラーメンだけという店では、麺やスープにかける時間と熱量がまったく違うと思うんです。

 セ・リーグになくて、パ・リーグにあるのはDH制です。結局、セ・リーグの投手は「中華屋のラーメン」みたいになっているのではありませんか? 投球練習だけに集中したいのに、バッティングやバント練習もしないといけない。本当はピッチングのことだけを考えさせる方がいいように思うのですが…。

 事実、各リーグの完投数はパ・リーグの方が多いというデータがある。DH制がないセ・リーグは「8人の打者と投手1人」で打線を組みますから、投手が好投していても替えざるを得ない状況が出てくる。パ・リーグは投球内容だけがピッチャーの替え時ですから、のびのびやれますよ。

 DH制では、ベテラン野手が守備に就かず打席にだけ立つとか、「半休」などもできるんです。野球漫画「あぶさん」の主人公、景浦安武選手のような大ベテランの強打者も、DH制があってこそ光るわけです。

 セ・リーグは9番にピッチャーだから、そこで切れてしまうことがセオリー。だから、バント戦術がとても多いし、チームバッティングやら何やら、とにかく「犠牲の精神」からなるスモールベースボールが主流です。

 それもいいのですが、ソフトバンクの柳田悠岐選手みたいな、激烈フルスイングの選手は、なかなかセ・リーグでは出てこない気がします。

 例えば、俺は打つだけでええんや! 守りたくないんや! 守備は下手やけど、打つことは誰にも負けんのや! そういう極端な人が、生き生きと活躍できるように見えるDH制。セ・リーグも導入すべきところに来ている気がするのです。

 ■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

https://news.yahoo.co.jp/articles/06d090275d7fc03bc681b5b6506b9b9267235d26
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引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1606896735/

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