「阪神秋季キャンプ」(15日、安芸)
来季のフル回転へ、阪神・才木浩人投手(24)がカーブに磨きをかける。ブルペンでは直球に加え、変化球も重点的に投じた中「感触はいいっすね。シーズン中よりは全然いいカーブになってきている」と、カーブに手応えを感じていた。
現在は、脱力フォームの習得に着手。その中で「前は緩いカーブだったんですけど、今は指にしっかりかかっていい回転で投げられている」と、意識を変えたことが奏功しているという。
岡田監督は「そらボールに力あるよ」と改めて評価した上で、来季の中6日での起用を示唆。20年11月に受けたトミー・ジョン手術から復帰した今季は9試合に登板。4勝1敗、防御率1・53をマークした。指揮官の期待に応えて一年間ローテでフル稼働するためにも、カーブの質を向上させたいところだ。
さらに「カーブをしっかり扱うことで、真っすぐもフォークも生きてくると思うのでカーブは自分の中ではすごく大事」と話す。他の球種をより効果的にするためにも、重視している。
「動きのイメージを一回立ててから実際投げている」と特に再現性を意識し、精度向上を図っている才木。カーブを徹底的に磨き、来季のさらなる飛躍につなげる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b0f66003eaef7fd880fdaa64e0bb4b0192720a7