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全セの阪神ドラフト6位中野拓夢内野手(25)、ジェフリー・マルテ内野手(30)の球宴用「スプレーアート風グラブ」が完成した。用具提供を受ける久保田スラッガー社が製作。まるでスプレーで吹き付けたようなシルバーカラーが印象的なデザイン。同社担当者は「職人さんが1個1個、革にデザインしたものです」と説明。世界に1つしかない相棒を携え、ともに初出場となるお祭り舞台に臨む。

遊撃ファン投票1位の中野は全身コーディネートだ。スパイクからリストバンド、打撃用手袋、エルボガード、フットガードまでシルバーで固める。グラブはプロの打球速度も体感した末、5月ごろから同僚の植田と同じ型を使用。ロッテ鳥谷モデルのサイズから小さめの手に合った小型に変更し、ポケットが広いタイプで球宴も勝負する。

一方、一塁ファン投票1位のマルテは今季から久保田スラッガー社のグラブを使用。2つ折りにしないなどのアドバイスを受け、守備力を向上させている。球宴はオリジナルの一塁ミット、黒ベースの打撃用手袋を使う予定。2人ともクールな用具に身を包み、初の大役を楽しむ。


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