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 交流戦4カードを終えた阪神は、5勝7敗と苦しい戦いが続いている。33勝19敗で首位に立ち、貯金こそは14あるが交流戦順位は9位。8日からの日本ハム3連戦(札幌ドーム)、11日からの楽天3連戦(楽天生命パーク宮城)で勝ち越し、浮上の波に乗せたい。

 先行逃げ切り型の戦いが続くチームだが、直近の試合では中盤や終盤に逆転、勝ち越されるケースが痛かった。象徴的だったのは、5月25日のロッテ戦と6月1、3日のオリックス戦(全て甲子園)での敗北。登板過多気味であった岩崎がいずれの試合も八回に登板し、手痛い失点を刻み、チームは敗戦した。

 岩崎は開幕からフル回転を続けてきただけに、今後の戦いを見据え、本調子に戻すことが先決と考えた首脳陣は、鳴尾浜でのリフレッシュも兼ねた再調整を命じている。

 日本ハム戦や楽天戦ではセットアッパーの穴をどう埋めるかも重要なポイントとなる。そんな中でカギを握りそうなのは中継ぎで昇格した藤浪の存在だ。

 4日に出場選手登録を抹消された岩崎に替わる形でウエスタン・中日戦の遠征中だった名古屋から緊急昇格。同日のナイター、ソフトバンク戦では5点リードの九回からマウンドに上がり、無失点投球を演じた。最速157キロとスピードも申し分なく、勝利の展開での投球に期待される。

 岩崎だけではなく、開幕から1軍で奮投していた小林も5日のソフトバンク戦で左足首を負傷した影響で、6日に出場選手登録を抹消。優勢、劣勢のどちらの展開でもマウンドに上がり、支えてきた万能な投手なだけにチームにとっては痛い離脱となった。

 毎回、先発陣が長い回を投げられるとは限らないだけに、岩崎や小林に替わる形で安定した投球ができる投手の出現が求められる。石井大や及川、斎藤など1軍経験は浅いが、着実に経験を重ねている投手たちの力投も重要となってくる。

 前カードのソフトバンク3連戦では、守備のミスも際立った。敗戦した5、6日はともにチームワーストの3失策を記録。そのミスに乗じて相手打線が大量得点につなげるケースとなり、完全に流れを与えてしまった。このようなミスを減らせるかが、今後の勝負を左右していくだろう。

 交流戦残り6試合。ブルペン陣も苦しい状況だが、バックともども全員で助け合っていく必要がある。勝利の道を切り拓くために、一丸野球で乗り越えていくしかない。(デイリースポーツ・関谷文哉)




交流戦苦戦の阪神 藤浪らが救世主となるのか? 中継ぎ陣の力投がカギ(デイリースポーツ) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/4f5835b4fbf168a4c18eeab907fbe6d8d7e7c74f  今の中継ぎでは藤浪ひとりが加わるだけでもまだまだ足りない。本当なら及川なんかは二軍で先発としてじっくり育てたいんだろうけど。 #hanshin



交流戦苦戦の阪神 藤浪らが救世主となるのか? 中継ぎ陣の力投がカギ 中継ぎより先発の出来次第だと思ってます。 西勇は先制点を与えない投球をして欲しい。 現状秋山が最も頼りになると思います。 晋太郎は1イニングならやってくれると信じています。 #阪神タイガース  https://news.yahoo.co.jp/articles/4f5835b4fbf168a4c18eeab907fbe6d8d7e7c74f 


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