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 「オープン戦、ヤクルト6-9阪神」(16日、神宮球場)

 阪神打線が活発だ。ヤクルトを相手に18安打で9得点。9試合を消化し、オープン戦のチーム打率は・303まで上昇した。ドラフト1位・佐藤輝の5本塁打を筆頭に、チーム本塁打数14本も12球団トップだ。

 開幕直後に歴史的な貧打に苦しんだ昨季のオープン戦は同・256。19年は同・227。18年は同・225と低調だった。まだオープン戦とはいえ、今年は破壊力を見せつけている。

 新外国人のロハスが新型コロナウイルスの影響でまだ来日できていないが、激しい外国人枠争いが助っ人勢の刺激に。マルテは佐藤輝に負けじとここまで4本塁打、サンズも打率・400と好調をキープしている。

 主軸の近本は打率・409、大山もこの日2安打で上昇気配。ベテラン糸井も打率・412と健在で、ハイレベルなアピール合戦が続いている。デイリースポーツ評論家・佐藤義則氏が「阪神はキャンプ時から感じていたが、チームとしてスイング力が非常に高くなってきている」とし、「そのレベルの中でも、佐藤輝のスイングスピードは目立っているね」と期待感を示す。

 投手力の安定感はリーグトップクラス。16年ぶり頂点へ、ファンの期待も高まる状況となっている。




取り敢えず阪神戦見終わった感想 阪神打線が強すぎる



阪神さんにチーム打率3割超えって言葉あったんや😳 pic.twitter.com/qzq3tAHTdd


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