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阪神ドラフト1位森木大智投手(18=高知)が侍ジャパン入りを誓った。

日本野球機構(NPB)の新人選手研修会が12日、オンライン形式で行われ、新人128選手と審判員2人が参加。昨夏の東京五輪日本代表で内野守備走塁コーチを務めた井端弘和氏(46)の講義で侍ジャパン入りを呼び掛けられ、最速154キロ右腕は「いずれ日本を背負える投手に」と、改めて日の丸を背負う意欲を見せた。

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世界一の投手になるためにも、1日も早く侍ジャパンの一員へ。画面の向こうでの井端氏の「1人でも多く、侍ジャパン入りする選手が増えてほしい」との言葉を聞き、熱い思いが湧き出てきた。森木は「1度も日の丸を背負って戦ったことがないので、そこまでのレベルに行って、いずれは日本を背負える投手になりたい」と正直な思いを力強く明かした。

新型コロナウイルスの影響で高校侍ジャパンは20、21年と招集されなかった。仮に昨年のU18W杯が開催されていれば、高知県のライバルでもある明徳義塾の馬淵監督指揮の下、DeNAドラフト1位小園健太投手(18=市和歌山)、ソフトバンクのドラフト1位風間球打投手(18=ノースアジア大明桜)らと国際舞台を経験していたかもしれない。

井端氏は「日の丸を背負って戦う上では、チームのためにという気持ちが100%ないと活躍できない」とも伝えた。森木は昨年12月の入団会見でも「侍ジャパンでも絶対に世界で勝てるとか、アメリカにも勝てるとか、そういう信頼度の高い投手になりたい」と話しており、日本の切り札的な存在まで駆け上がるつもりだ。

新人合同自主トレで、早くも高い身体能力を見せているが、矢野監督は現時点で森木を高知・安芸の2軍キャンプに振り分ける考えでいる。その安芸では5試合の対外試合を行う。「もちろん機会があれば投げてみたい。結果を残したい」。まずは「凱旋(がいせん)登板」から世界一の投手への階段を上っていく。【石橋隆雄】

○…井端氏が「家での過ごし方が大事」とアドバイスしたことについて、森木は「自分でしっかり管理していくことが大事。けがをしないためにストレッチをしたり、自分のフォームを確認したりは常にやっている」と寮生活での一幕を明かした。「1人で誰もいない空間で自分のことをやるのはとても集中できる」と、部屋で黙々とやっているという。




森木大智投手(阪神・ドラフト1位)がJバンドを使用して春季キャンプに備えています。なんと中学3年の時に150キロを記録、現在の最速は154キロという剛腕です。これから注目して行きたいと思います👍  https://www.rhktrading.com/product-category/baseballtraining/jband/  #森木大智 #Jバンド野球 pic.twitter.com/RPmnvl734Z


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