
10月20日、セ・リーグの1位と2位に位置する、東京ヤクルト・スワローズと阪神タイガースは、0対0で引き分けた。この試合を終え、東京ヤクルトは勝率.597(71勝48敗18分)、阪神は勝率.577(75勝55敗9分)。その差は1.5ゲームだ。東京ヤクルトは、優勝までの「マジック」を3に減らした。
両球団の対戦は、この日が最後だった。ここから、東京ヤクルトは6試合を行う。開催地と相手は、21日~22日がホームで広島東洋カープ、23日~24日がそれぞれアウェーとホームで読売ジャイアンツ、26日がアウェーで横浜DeNAベイスターズ、29日はアウェーで広島東洋だ。阪神はあと4試合。21日にホームで中日ドラゴンズ、23日~24日にアウェーで広島東洋と対戦し、26日は再びホームで中日と顔を合わせる。
東京ヤクルトの6試合と阪神の4試合、計10試合の勝敗と引き分けの組み合わせによる、リーグ優勝の行方は、以下のとおり。420パターンのうち、東京ヤクルトの優勝が372パターンを占める。阪神の優勝は48パターンだ。
筆者作成
このなかに、両球団が同じ勝率で並ぶパターンはない。東京ヤクルトが1勝2敗3分で阪神が4勝0敗だと、小数点第4位を四捨五入した勝率はどちらも.590になるが、小数点第5位を四捨五入した勝率は、東京ヤクルトが.5902(72勝50敗21分)、阪神は.5896(79勝55敗9分)だ。こういったパターンは、他にも、いくつか存在する。
また、「マジック3」の東京ヤクルトは、2勝以下であっても、阪神の勝敗と引き分けに関係なく優勝という場合がある。例えば、0勝1敗5分なら、勝率は.592(71勝49敗23分)。阪神は4勝0敗でも勝率.590(79勝55敗9分)なので、東京ヤクルトを下回る。
一方、阪神による逆転優勝の可能性は低いが、こちらも、0勝であっても、望みはゼロではない。一例を挙げると、阪神が0勝1敗3分で東京ヤクルトが0勝6敗の場合、阪神の勝率.573(75勝56敗12分)に対し、東京ヤクルトの勝率はそれよりも低い.568(71勝54敗18分)となる。
まだ望みはある!
本当のファンは諦めない!
セ・リーグの優勝ライン。「マジック3」の東京ヤクルトは0勝1敗5分でも優勝。阪神の逆転優勝は…(宇根夏樹) - 個人 - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/unenatsuki/20211021-00264154 …
まぁ限りなく低い確率ですねぇ・・・
セ・リーグの優勝ライン。「マジック3」の東京ヤクルトは0勝1敗5分でも優勝。阪神の逆転優勝は…(宇根夏樹)
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