1


 ◇練習試合 阪神3-3楽天 ※特別ルール(2022年2月19日 沖縄・金武)

 若虎よ、奮起せよ!阪神は19日の練習試合・楽天戦で3―3の引き分け。矢野燿大監督(53)は結果よりも、若手選手の積極性や元気良さが感じられなかった試合内容に苦言を呈した。今春キャンプでは現状、レギュラー争いに加わってきそうな新星の台頭が見られず、猛アピールを求めた。

 引き分けでも、その内容は矢野監督の目に寂しく映った。楽天はドラフト2位・安田が4番を務め、初回の先制打を含む2安打。先発の2年目右腕・高田孝にも小気味のいい投球をされた。一方、自軍は3回の2得点は近本、大山の適時打。若手の躍動は最後まで見られなかった。

 「ガツガツというかね。正直、1軍のレベルにあるから呼んだというよりは、加速させるためにこっちに呼んでいるのもある。もちろん、みんな結果を出したいと思っているし、こっちも結果を出してくれた方がいいんだけど。高寺、遠藤以外のね、もうちょっと年上の、(小野寺)暖も1本は出たけれど、そういうあたりがもっともっとアピールを」

 この日だけではない。これまでの対外試合4試合で近本が6打数3安打、大山が10打数6安打と実績組が順調なのに対し、小幡が6の0、熊谷は10の2。小野寺は9の3ながら、この試合の第1打席で見逃し三振するなど持ち味の積極性が鳴りをひそめた。初回無死一塁の二塁守備で失策も記録した熊谷は「もっと攻めて、守備も受け身にならずに積極的にいきたいです」と反省しきり。何より、声出しや一つ一つのプレーでの元気良さが感じられないのが、指揮官には歯がゆい。

 「今日も(相手)投手の中で1軍で投げているのは、松井裕しかおらんと思うし、そういうところで、もっとアピールしてほしいなとは思うけど」

 投手に目を向ければ、先発転向を目指す及川が最初のイニングで2四球を与えるなど不安定な内容。「この投球じゃ、先発はしんどいね。長いイニングもたないし、それなりの打者が並んできたときにどう抑えるのか見えないというか、苦しい」と、これまでにない厳しい言葉を残した。

 レギュラーは近本だけと公言し、若虎たちの激しくハイレベルな競争を期待した春季キャンプ。だが、3分の2が終わっても“これ!”という選手が出てこない。矢野監督自身にはラストキャンプ。昨年と代わり映えのしないメンバーで開幕を迎えることになるのか。残り約1週間で猛アピールする新星の出現に期待したい。(山添 晴治)




阪神・矢野監督 覇気なし元気なし…歯がゆい若虎に奮起期待 「もっともっとアピールを」 若手にしてみたら、来年はもういない監督にアピールしてみても仕方ないと思ってるかも知れないよ。  https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/02/20/kiji/20220220s00001173059000c.html 



井上世代の高卒組には期待してる!🐯頑張れ阪神!🐯 阪神矢野燿大監督、アピール不足の若虎に「寂しい」 レギュラーとの実力差目立つ現状に奮起促す(日刊スポーツ)  https://news.yahoo.co.jp/articles/354c8e39126c990d8263f64766265815ddd64cf3 


続きを読む