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プロ野球選手会が動きます-。同会に所属する12球団の支配下登録全725選手が新型コロナウイルス感染拡大収束への活動資金を寄付することが7日、分かった。

この日、安倍晋三首相が緊急事態宣言を発令。ウイルスの収束なくして、開幕日を設定できないプロ野球の開催はない。ファンとともに、プロ野球の底力を-。寄付金額は各選手に委ねられるが、数億円規模の支援が予想される。国内最大級のプロ選手組織が一枚岩で“難敵”に立ち向かう。

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見えない難敵撃退へ、プロ野球選手が動きだす。日本プロ野球選手会が日本最大級の寄付サイト「READYFOR」を通じて新型コロナウイルス感染拡大防止支援を実施することを決めた。選手会会長の巨人炭谷を旗振り役に、12球団の選手会長がチームメートに働きかけ、支配下全725選手の総意として賛同を得た。自主練習、活動自粛の日々を過ごし、球春が見えてこない状況にプロ野球選手が一丸となってウイルス収束へ立ち向かう。

東日本大震災の直後は各球場で募金活動を実施したが、今回のケースでは専門家から密閉、密集、密接の3つの密を避けることが呼びかけられている。ネット上のクラウドファンディングを活用した支援ならば「3密」はない。集まった助成資金は、ワクチンや治療薬の研究、開発への助成、医療機関などへのマスク、防護服など物資の供給、医療従事者、影響を受けた子どもたちのサポートに活用される。

世界中をのみ込む未曽有の事態は日々、深刻さを増す。プロ野球界も例外ではない。無観客のオープン戦は選手たちの胸に突き刺さった。各選手からは「ファンあってのプロ野球だとあらためて実感した」「やっぱりファンがいない中でプレーするのは寂しい」「1日でも早くファンの皆さんにプレーを見せたい」と切実な思いが口を突いた。

現役プロ野球選手が先頭に立ち、支援に乗り出すことでファン、OB、女子プロ野球など“野球界”全体へ支援の輪が広がっていくことも期待できる。炭谷会長は「選手会として、少しでも力になれれば。12球団の選手会長と相談して、1日も早く日常を取り戻せるように、ファンの皆さんに最高のプレーを見せられるように、今できることに全力で取り組んでいきたい」と話していた。世界中の支援の中でも、これだけの巨大組織が一丸となって支援をするのは極めて異例といえる。野球の底力を見せるために、動きだす。

◆READYFOR 国内最大級のクラウドファンディングサービス。「新型コロナウイルス感染症 拡大防止活動基金」の特設ページから、1口1000円から寄付できる。これまでに約3000人から、4000万円以上の寄付金が集まっている。今後は同サイト内にプロ野球選手からのファンへのメッセージや寄付の呼びかけなどの動画も公開される。




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