◇セ・リーグ 阪神6―1広島(2023年4月19日 甲子園)
阪神が広島に快勝し、単独首位に浮上した。佐藤輝明の今季初タイムリーや近本光司の2本の三塁打などで効果的に得点を重ねた。
以下、岡田彰布監督と一問一答。
【TVインタビュー】
――久しぶりに6得点での勝利でしたが。
「あーん、ねえ。開幕以来ですかね。おーん。まあ、そんなに悪いは続かないしね。まあ、今日は、うまくね。むこうの遠藤も良かったし。まあ、どっかで、後半はあるかなあと思ったんですけど。まあ、うまく点がとれましたね、今日は」
――先制点は坂本の犠牲フライだったが。
「いやいや、その前にセーフティースクイズで、先に1点取ろうかなと思っていたんやけど。まあ、ね。チャンスのときに、坂本も凄いいい仕事をするんでね。なんとか、先に点を。まあ犠牲フライだけどね、先に点が欲しかったんでね、よかったですね」
――大竹がすばらしい投球だった。
「そうね。あの、前の(登板の)方が良かったんかな。今日は5回ぐらいから、ちょっとボールも上ずっていて、まあ7回いくかなあというのはあったんだけど。まあ、あれは準備してたんでね。だから、なんというか1点よりも2点取って…。3点になったんだけど。また1点取られたんだけど、後ろのピッチャーのためにも、もっと点を取りたかったんで。負けてるチームの攻撃みたいになったけど、あとのピッチャーもそれで楽になるんでね」
――7回の継投がポイントだった。右の会沢、右の代打がいるというところで岩貞を選んだ。
「いや、右は2枚しかいなかったし、今日は7回投げきったら、岩貞、岩崎でいくつもりだったんで。相手左の代打ばっかりやから」
――思惑とチーム内の動きがうまく合致した形か?
「まあ、もう1枚右が出てくるはずが、あそこ広島もね、2人で1人というてね。堂林が出てくるんかと思ったけど、松山が出てきて。坂本には2人でどっちで満塁でもいいから。うまくカウントが悪いところから打ち取ったですよね」
――湯浅が1軍から離れているところでこの形のリレーで勝てたのは大きい。
「いやいや、形って、昨日もそうだけど、先発が7回のあそこまでいけば、なんとかやりくりはできるんで、先発の頑張りでしょうね」
――西純で3連勝を狙う。
「いやいや、西もねえ、この間巨人戦一つ勝っとんでね、ずーっとあんまり調子良くないんや、ずーっと言ってるんだけどね。でもまあ、これで自分だけ負けられないでしょ。明日はね、西もね」
【ペン囲み】
――佐藤輝にようやく。
「ようやくてお前(笑い)汚い当たり2本で(笑)まあでもチャンス広げたからな」
――これをきっかけに。
「それはやっぱりなあ、数字も上がるし、そらきっかけになると思うよ(笑)身長ぐらいか、まあもうちょっと上がってくると思うで(笑)」
――タイムリーも。
「いやいや、もう何て言うかな、コンパクトにねえ、あれもボール球振っとったからな、おーん。コンパクトにいけ言うたんや」
――今日は打つべき人が打ったので、これだけ点が入った。
「そらあ、なあ、打つべき人が打てば、その打順でやっぱり打点にもなるしな。チームも助かるし」
――井上が初スタメンで初安打。
「凄い進塁打やなあ(笑い)うーん。もう狙とったんやろうなあ。ライトに」
――何とか結果を出したいという気持ちが出ていた。
「いや、そら、みんなそうや。出たらなあ。おーん。まあ、いつも言うように出んよりヒット出た方がいいよな。どんな当たりにしてもな。Hのランプがつくと野手というものは元気になるもんでな」
――中野の背走キャッチも大きかった。
「おお、大きかったね。いやいや、もう、ベンチからあの高さ上がったから捕れるなと思っていたけどね」
――岩貞、岩崎でいくと言われていたが、9回がK・ケラーだったのは。
「まあ、点差開いたからや」
――大竹も日にちが開いた中でうまく調整した。
「そうやな。おーん。まあ、なあ。(今日も試合前に)雨降ってきたしなあ(笑)また。何となく嫌な感じやったけど。まあでも2回とも、あんなピッチングしたらなあ」
――打線が勢いを、と言っていて、6点取れた。
「ちょっとああいう流れ的には、打線も、つながりという意味でな。そういう意味では、明日はどういう打線がつながるかやろうな。明日つながったらもう、大丈夫と思うけどな」
――近本が昨日から三塁打3本。
「いや1本目いうたんよ、ヒット打たんと走られへんでって、言うたんよ。そしたらまた、三塁打打ちよったから。走られへんからな、あいつもう。言うとったらほんま、また三塁打打ちよったから。裏でヒット打てって」
https://news.yahoo.co.jp/articles/609de111d7a08d66083da4512fc2b890b136a0bd