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 阪神のジョー・ガンケル投手(30)が27日、甲子園を訪れ、新助っ人・ケラーと親交があることを明かした。来日直前の18、19年に3Aニューオーリンズで共にプレー。3年ぶりにチームメートとなり、新天地に挑む友人の手助けを約束した。

 「自分が経験してきた中でサポートできることがあれば伝えていきたい。それがチームにとっても彼らにとってもいいことだね」

 実力にも太鼓判だ。ケラーは最速157キロを誇り、守護神候補にも名前が挙がるが「素材がいいし、すごく良いモノを持っている。努力家で、日本で成功できる素質があると思うよ」と言う。

 ガンケル自身の表情も明るい。16日の入国後、所定の隔離期間を終えて、この日ようやく屋外練習を再開。「やっと外に出られて、体を動かせて良かったよ」。青空の下、ランニングやキャッチボールなどで体を動かし、充実感を漂わせた。

 昨季は先発ローテの一角を担い、9勝3敗、防御率2・95をマーク。ケラー、ウィルカーソンらは1軍外国人枠を争うライバルとなるが、来日3年目の右腕は自然体だ。「切磋琢磨(せっさたくま)しながら、友人であり続けることも大事」。助っ人勢で共闘し、Vの使者となる。

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