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 超人は〝永遠の若手〟だ。阪神のチーム最年長・糸井嘉男外野手(40)が5日のチーム初実戦となる紅白戦に出場予定だ。

 プロ19年目となった今キャンプではスタメン再奪取を目標に、本職の外野だけでなく、一塁守備にもつくなど、出場機会に飢えている虎の超人は「出るつもりでいます、僕は」とスタンバイOKを示唆。矢野燿大監督(53)も「嘉男も出るんちゃう」と、5日の紅白戦から実戦に入っていく見込みだ。

 FAでオリックスから17年に阪神に入団して以降では異例とも言える早さのベテランの実戦参入は、今季にかける決意の表れだろう。「みんなとやっぱり一緒にやるだけで、自分にもムチが打てる」と話す糸井は、キャンプ序盤から〝健在ぶり〟を示すべく、早くも鼻息を荒くしている。

東京スポーツ

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