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<オープン戦:ヤクルト1-10阪神>◇20日◇神宮

阪神のドラフト3位木浪聖也内野手(24=ホンダ)が、オープン戦球団新人最多の17安打(80年以降)に並んだ。1番遊撃で出場すると、初回の第1打席にヤクルト星の143キロ直球を捉えて右前打。16年にルーキーだった高山がオープン戦で記録した数字に到達し、「1番で出ていて初回に出るということを意識しているので」と振り返った。

ただ、その表情は決して明るくない。初回にチーム5安打5得点と大爆発の火付け役となったが、2回に四球をもぎ取った後は3連続三振。いずれも先頭で迎えた打席でチャンスを作れなかった。木浪は「1打席目は良かったんですけど、四球の後の3打席は反省です」と悔しさをにじませた。オープン戦最多安打で並ぶヤクルト塩見を突き放すこともできなかった。

求められるレベルは高い。矢野監督は「ライバルだっているわけやから。トリ(鳥谷)だって、あそこでいいヒットを打っている。北條だって内容のある打撃守備をしている。それは1日1本ではレギュラーになりにくいところ」と、ゲキを飛ばす。開幕1番ショートを確定させるためにも、もっともっと打ちまくる。【桝井聡】

▼阪神の新人木浪が20日のヤクルト戦も1安打し、9試合連続安打。オープン戦の安打数が17本となり、オープン戦の球団新人最多安打(80年以降)の16年高山に並んだ。木浪は13試合に出場し、3月3日のソフトバンク戦以外の12試合で安打を放っている。残りは4試合あり、現在のペースなら球団記録の更新は間違いなさそうだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190320-03200886-nksports-base

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