no title



 阪神は15日、来季新戦力としてヨハン・ミエセス外野手(27=前レッドソックス傘下3A)の獲得を発表した。背番号55で、年俸50万ドル(約6750万円)は近年の外国人打者では格安だ。メジャー経験はなく、マイナーリーグ通算140本塁打の長打力が魅力。当初伝わった経歴を大きく超える体重120キロで発表され、岡田彰布監督(65)は大化けに期待を寄せた。

 「グラウンドにはゼニが落ちている」とは南海を率いて歴代最多1773勝を挙げた名将・鶴岡一人の名言だ。活躍すれば稼げるのがプロの世界。ミエセスの年俸は現時点で高くなかった。

 岡田監督が「あれは安いやろな。メジャー経験がないからな」と表現したように近年の打者では“お手頃”の50万ドル(約6750万円)。獲得発表待ちのノイジーは今季メジャー89試合出場で高額が予想され、来季の助っ人5人ではミエセスが最低額。ドル建てなら今季まで先発陣の一角を担ったガンケルの1年目と同じだ。

 右打ちの外野手で、稼ぐ力を秘める。21年東京五輪の韓国との3位決定戦では元阪神・呉(オ)昇桓(スンファン)から本塁打を打ち、ドミニカ共和国を銅メダルに導いた。指揮官は実力未知数を踏まえて「最初から1軍という考えは持ってない」としつつ、「呉昇桓からホームランを打ってるからな。可能性を秘めている感じやと思う」と大化けに期待を寄せた。

 格安からブレークした例は過去に一定数ある。同郷でもある元中日のブランコは30万ドル(当時のレートで2760万円)で入団し、初年度の09年に39本塁打と110打点で2冠。DeNA・ソトは30万ドル(同3500万円)の1年目の18年に41本塁打を記録した。2人とも30歳手前での入団が共通点。27歳のミエセスも一皮むけておかしくない。逆に阪神の来日1年目最高額はわずか6安打で途中退団したグリーンウェルの4億円。必ずしも投資額とは比例しない。

 年俸は低めでも、体重はかなり重め。球団発表120キロは米国の野球専門サイトにある83キロから大幅増だ。嶌村聡球団本部長は「新人時代の数字じゃないの?全然、動ける」と強調し、契約のために派遣した担当者から届いた最新映像で「すごいパワー。ブン!ブン!振ってたわ」と迫力を確認した


 ドレッドヘアの風貌もインパクトがあり、球団を通じて「再び日本に行く機会を与えてくれたことに心から感謝します。今まで健康で大好きな野球を続けてくることができたことに感謝して、日本でもチームのために全力でプレーします」と意気込んだ。東京五輪以来の来日。ジャパニーズドリームをつかむためにやってくる。 (倉世古 洋平)

 ◇ヨハン・ミエセス 1995年7月13日生まれ、ドミニカ共和国出身の27歳。13年にドジャースとマイナー契約してプロ入り。18年のカージナルス移籍を経て21年からはレッドソックス傘下でプレー。メジャー経験はなく、マイナー通算140本塁打。今季は3Aで60試合、打率.271、12本塁打、35打点。21年東京五輪ドミニカ共和国代表。1メートル85、120キロ。右投げ右打ち。

 【データ】○…ミエセスは年俸50万ドル(6750万円)。阪神が年俸7000万円未満で初来日の外国人野手(シーズン途中入団、育成選手を除く)を獲得するのは、05年スペンサーの6000万円以来18年ぶりで00年以降7人目。過去6人のうち、翌年も残留したのはスペンサーだけ。なお1ドル110円だった05年のレートに換算するとミエセスの年俸は5500万円。活躍すれば、かなりの掘り出し物だ。

≪近年活躍した格安助っ人≫

 ★アブレイユ(日)13年、春季キャンプで入団テストに合格。年俸2000万円で入団。クリーンアップの一角を担い、31本塁打でタイトル獲得。

 ★メヒア(西)14年4月、年俸3570万円で途中入団。初出場の5月15日日本ハム戦で来日初打席本塁打。8月11本など34本でタイトル。途中入団での本塁打王は史上初だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4501b7d17167a157121343d20d4ee485aa892d14


プロ野球選手である以上、ある程度の可能性はある(笑)  阪神・岡田監督も大化け期待 超格安6750万円の新助っ人・ミエセスは「可能性秘めている」(スポニチアネックス)  https://news.yahoo.co.jp/articles/4501b7d17167a157121343d20d4ee485aa892d14 



おはようございます🌞 12月16日 本日のスポニチの〝表情〟です 🐯ミエセス選手!岡田監督も期待の格安助っ人は大化けあるぞ🐯湯浅投手!尾鷲の星になる 故郷凱旋で決意新た🐯13年ぶり!東京ドームでオープン戦 pic.twitter.com/lK2zrOQ6T2


続きを読む