1


 日本野球機構(NPB)と12球団は、緊急事態宣言の対象となった東京都と近畿3府県で開催される試合を、27日から来月11日まで無観客で開催する苦渋の決断に至った。球場に観客が入れられなければ興行は成り立たず、巨人とヤクルトの在京2球団は期間中の全試合の延期を望んだが、全日程が消化できなくなる懸念もあり計5試合の延期で妥結した。

 緊急事態宣言の対象地域は、無観客試合で決着をみたプロ野球の臨時実行委員会。当初は23日で話をまとめる予定だったが、紛糾したため24日も継続協議となった。

 会議前からパ・リーグ6球団は、無観客もやむなしの姿勢で一致。関係者は「対象球団は大阪のオリックスだけ。集客も他球団と比べて多くないし、『だったら政府に全面協力しよう』と。下手に意見して今後、自球団の地域に宣言が発出された場合、不利にならないよう静観した側面もあった」と明かす。

 一方でセ・リーグは、巨人、ヤクルトの期間中全試合の延期を求める案に、屋外球場が本拠地の一部球団が強硬に反対した。全試合を延期した仮日程を組んだ結果、シーズン最終戦がクライマックスシリーズ初戦の前日までかかることが判明。すでに雨天中止が2試合ある阪神は日程の消化を優先し、全試合の無観客開催を受け入れた。

 宣言が延長されたり、雨天中止が重なったりすれば全日程の消化は困難となり、「スポンサーや球場看板の広告主から減額の申し出は避けられない」(球界関係者)。コロナ禍は昨年すでに内部留保を食い尽くしており、「再び試合延期や無観客開催が長期間続くと経営危機に陥る球団は多い」(同)のが実情だ。

 今回の協議は球団間で思惑のズレを生んでしまったが、球界共通の敵については認識が一致。根回しもないまま唐突に、スポーツイベントは原則「無観客か延期」と発言し、今回の流れをつくった大阪府の吉村洋文知事(45)には「絶対許さん!」と怒りの声が噴出している。(山戸英州)




「絶対許さん!」球界共通の敵は…大阪・吉村府知事? スポーツイベントは原則「無観客か延期」と発言、長期間続くと経営危機に陥る球団は多い  https://www.zakzak.co.jp/spo/news/210426/bas2104260004-n1.html  @zakdeskより これは都道府県関係なく怒った方がいい!



現状になるまで「様子見して判断」なんて言ってたのは大阪府知事ですからね。なにに忖度してたのか? 「絶対許さん!」球界共通の敵は…大阪・吉村府知事? スポーツイベントは原則「無観客か延期」と発言、長期間続くと経営危機に陥る球団は多い(夕刊フジ) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/b69a93cc8309a0500115c000e868104b50e287c0 


続きを読む