◆JERAセ・リーグ DeNA―阪神(8日・横浜)
阪神が1イニング7失点の惨事で一気にリードを吐き出した。
初回に大山の16号満塁弾で主導権を握ると、大山が3回にも2打席連続となる17号2ラン。5回にはサンズが一発を放ち、楽勝ムードが漂った。
だが、5回まで無失点に抑えていた先発・ガルシアが一変する。6回に梶谷、大和を連続四球で歩かせると、ソトに左翼線への適時二塁打を浴びた。なおも二、三塁から佐野に右翼席への11号3ランを浴びた。
ショックを受けたのか、助っ人左腕は流れを止められない。宮崎、倉本にも連続ヒットを浴び、マウンドを降りた。2番手・能見も代打・中井に右前適時打を浴び、続く代打・神里に死球をぶつけ、降板。岩貞が慌ててマウンドに立ったが、捕手・坂本の捕逸と大和の適時打でさらに2点を奪われた。結局、打者11人の猛攻で7点リードを一気に吐き出した。