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<阪神15-0巨人>◇27日◇甲子園

 阪神井上広大外野手(21)が27日の巨人戦でプロ入り初の猛打賞で大量得点に貢献した。

 23日中日戦以来、2戦ぶりの「6番右翼」スタメン出場。先発伊藤将の1軍復帰戦で大爆発。5打数3安打4打点と、奮起した打線をけん引した。「(ヒットが)出なかった悔しさだったりを持って練習に臨んでいる。それが今日、結果として表れたので良かった」と喜びをかみしめた。

 2回の第2打席で先制につながる左翼への二塁打。大量6得点を決めた3回にも、左翼への2点適時打で貢献した。10点リードで迎えた8回には1死一、二塁から右中間を破る、ダメ押しの2点適時三塁打。「1打席目本当に打てることが少なかった。1打席目、いつも以上に集中して打席に立った中で打てたので、それが次の打席とかにつながったのかなと思う」と打撃を振り返った。

 今年一番の虎祭りは終わらず、この回6得点。5試合ぶりの2桁安打は、今季最多となる19安打にまで伸び、15得点を記録した。湿っていた打線の起爆剤に、助っ人ミエセスの名前を挙げていた岡田監督は「ミエセスの名前出したら、井上が打ちよったな」とニンマリだ。

 この試合までに3安打を放っていたが、左翼への当たりはこの日が初。引っ張り方向への鋭い打球に「少しずつ打球とかも良くなっていた。いずれレフト方向の打球とかも出るんだろうなと思いながら練習だったり試合に臨んでいた」と好感触だ。

 試合後は、伊藤将、坂本とともにお立ち台へ。19年ドラフト2位で入団して以降はコロナ禍に突入し、声出し応援は今季が初体験となる。「自分がしゃべったとしても何も聞こえない感じ。こんな大音量の中で、生活含めてしたことがない。本当に暖かいご声援を頂いているなと思います」と驚きを語った。履正社時代に甲子園をわかせた大砲が、再び聖地で大歓声を浴びた。【波部俊之介】

 ▼阪神の15得点は20年7月28日ヤクルト戦(神宮)での20-5以来。巨人戦の15得点は07年8月8日(東京ドーム)以来、16年ぶり。

 ▼阪神の15得点以上での完封勝ちは1リーグ時代も含めて球団5度目。巨人戦での最多得点完封勝ちは13-0が最高で、球団史上最大の大勝になった。

 ▼阪神が15点差で巨人に大勝。過去の巨人戦での最多得点差は05年9月13日(長崎)での16-1が最大。今回は15点差でこの試合と並び最多得点差タイ。

 <井上の初ものづくし>

 ◆初猛打賞 1試合3安打はプロ入り後最多。1試合複数安打が初めてで、この日の試合前までで通算4安打だった。

 ◆初の1試合4打点 4打点はプロ入り後最多。試合前まではプロ通算2打点。20年10月16日ヤクルト戦と23年4月20日広島戦(ともに甲子園)での各1打点だけだった。

 ◆初得点 2回に木浪の左犠飛でプロ初得点を記録。3回と8回にも生還し、この日は3得点とダイヤモンドを駆け回った。

 ◆初三塁打 8回1死一、二塁で左腕・今村から右中間に三塁打。すでに二塁打は放っており、残す長打は本塁打のみとなった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9499aac5b9868170a383ee0512a46d1f37e59329


今日試合凄い👍 こんな試合観てみたい✨️ 勝てて良かった! とらほー🐯 コナンくんが始球式だったのか!行きたかったな🥹 明日も勝つぞ‼️ pic.twitter.com/czNvE3EJDz



コナン君の始球式は阪神ファンからしたらありがたいが、巨人ファンには嫌がられている。


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