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 阪神・西勇輝投手(30)が23日、ぜんそくの検査のため沖縄・宜野座で行われている1軍キャンプから離脱した。せきが治まらず、大事を取った形で、今後は3月26日のシーズン開幕(ヤクルト戦、神宮)を見すえて関西での調整を続けるという。今季も開幕投手の最有力と見込まれる右腕が、キャンプも残り1週間となったところで、チーム本隊を離れることとなった。

 円陣が解け、ナインがウオーミングアップへと向かう。まぶしい太陽が照らす毎朝の宜野座の光景から、西勇はひとり静かに離れた。ぜんそくの検査のためキャンプを切り上げる。開幕を万全の状態で迎えるために、これが最善の判断だった。矢野監督が明かした。

 「ちょっとせきがね。このキャンプ、続いていたんでね。少しコンディション的にも難しいな、とトレーナーと話をしても、そうやった。残り1クールなんで。それやったら一度帰って、いろいろ様子を見るというか、時間を使った方がね」

 右脇腹の筋挫傷で開幕絶望的となった高橋に続く“離脱”。3月26日のシーズン開幕、ヤクルト戦(神宮)までは4週間余り。チームも西勇も先を見すえるからこそ、いち早く快方へ向かう方法を選ぶ必要があった。

 ただ、高橋と違い、肉体的な故障ではない。将は「一番、何をやってほしいかというと、やっぱりせきが止まるというか。それを(原因が)どうなのかというのを探して、治めるというか、(せきを)抑えるということができて、シーズンを迎えて1年間、勇輝らしくやってもらいたい」とまず回復を願った。金村投手コーチも「ホテルの部屋とかの影響もあるかもしれない」と環境面も懸念。「病院で薬もらうって言っても、ちゃんと検査して、ちゃんと合ったやつを飲まないと多分止まらないと思う」と心配し、自宅で万全の状態に戻すことを求めた。

 野球への取り組みについては監督、首脳陣ともに全幅の信頼を置く。だからこそ帰阪させることができる。2019年の虎入りから10勝(8敗)、11勝(5敗)と2年連続2桁勝利。先発ローテの絶対的な柱として、藤川、能見が去った虎投を引っ張る存在だ。

 今年1月のテレビ出演時に、矢野監督は開幕投手について「本当に西(勇)は僕が目指す野球を体現してくれている。どんな時もバックに声をかけながらやっているので、任せたいなと思ってます」と語っていた。開幕への影響を問われると「ちょっと先のことは分からない」と言いつつ「全然ダメとかそんなことはない」と強調。今キャンプの西勇は実戦登板こそできていなかったものの、前日22日にもブルペンで24球を投じるなど徐々に仕上げていた。

 チームの帰阪後に合流できれば、まだスケジュールは間に合う。「こっちの理想としては3月に入って、またね。普通にいければいいけど」と矢野監督。金村投手コーチも「開幕までは何試合も投げられるはずやから」と悲観していなかった。

 勝負のとき、先を見つめるからこそ一度、チームを離れる。指揮官と西勇の視線は、そろって「開幕」へ向いている。(長友孝輔)




阪神・西勇輝投手が、せきが治まらず大事を取った形で1軍キャンプから離脱しました。今後はシーズン開幕を見すえて関西での調整を続けます。本日の大阪サンスポに掲載されています。よろしくお願いします。 #阪神 #西勇輝 #サンスポ大阪整理部 阪神情報はサンスポ  https://sanspo.com/baseball/pro/tokushu/tigers.html  pic.twitter.com/eWy5bHpEUg



西勇輝投手喘息で帰阪って普通に心配なんだけど


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