阪神・木浪聖也内野手が10日の日本ハム戦（甲子園）に「2番・遊撃」として先発出場。4打数2安打1打点と結果を残し、悲願の開幕スタメンへ向け大きく前進した。
3回の第2打席で左翼への二塁打をマークすると、次打者・森下の先制1号2ランで生還。無死一、三塁の好機で回ってきた4回の第3打席でも快音を左前へ運び、打点をマークした。試合後の背番号0は「いい感じで打てた。ここ数試合は攻撃でも守備でも結果が残せていなかったので、強い気持ちで臨んだ」と充実感を漂わせた。
オフに「バチバチに鍛え上げた」という肉体改造も実り、攻守に力強い動きが際立つ。遊撃の定位置をめぐり、チームメート小幡と熾烈なアピール合戦を繰り広げる木浪だが、「あまり競争ばかりを意識すると、自分の中で縮こまってしまうというか、いい方向にいかないと思っている。とにかく自分に勝つことだけを考えてやっていきたい」と表情を引き締め、球場を後にした。
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【オープン戦】阪神４ー０日本ハム 4回裏
木浪聖也 タイムリーヒット
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